- 津ぎょうざとは?三重県津市のご当地グルメ
- 津ぎょうざはなぜこんなに大きいの?
- 津ぎょうざの歴史|いつから給食で食べられている?
- 津ぎょうざと普通の餃子の違い
- 津ぎょうざの中身は何が入っている?
- 津ぎょうざはどんな味?
- 津ぎょうざのおいしい食べ方
- 津ぎょうざはどこで食べられる?
- 津ぎょうざは1個でお腹いっぱいになる?
- 津ぎょうざは家庭でも作れる?
- 簡単!家庭で作る津ぎょうざの作り方
- 大きな餃子の皮がない場合はどうする?
- 津ぎょうざを上手に揚げるコツ
- 津ぎょうざのおすすめアレンジ
- 津ぎょうざについてよくある質問
- 津ぎょうざを初めて食べるときのポイント
- 津ぎょうざと普通の餃子の違いをもう一度チェック
- 津市へ行ったら津ぎょうざを食べてみよう
- 津ぎょうざは「地域グルメ」の記事とも相性がいい
- まとめ|津ぎょうざは学校給食から生まれた津市のご当地グルメ
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津ぎょうざとは?三重県津市のご当地グルメ

三重県津市には、普通の餃子とは見た目からして大きく違うご当地グルメがあります。
その名も「津ぎょうざ」。
初めて見た方は、
「これ、本当に餃子?」
と思ってしまうかもしれません。
津ぎょうざ最大の特徴は、なんといってもその大きさです。
一般的な餃子よりはるかに大きな直径15cmの皮を使い、具を包んで油で揚げます。
しかも、単に観光客を驚かせるために大きくした料理ではありません。
実は津ぎょうざは、津市の学校給食から生まれた料理なのです。
1985年ごろから学校給食に登場したとされ、長年にわたり津市の子どもたちに親しまれてきました。
その後、給食だけで食べられていた大きな揚げ餃子を「津市のご当地グルメとして広めよう」という動きが生まれ、現在では津市を代表する食べ物のひとつとして知られるようになりました。
- 三重県津市のご当地グルメ
- 直径15cmの大きな皮を使う
- 焼き餃子ではなく油で揚げる
- 学校給食から生まれた
- 基本的に1人1個でも満足できる大きさ
- 外はパリッと、中はジューシー
直径15cmの皮を使った大きな揚げ餃子
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津ぎょうざを名乗るうえで重要なのが、「直径15cmの皮を使う」という点です。
普段家庭で使う餃子の皮と比べると、かなり大きく感じます。
一般的な餃子なら一皿に5個、6個と並べることも珍しくありませんが、津ぎょうざは一つでも存在感があります。
大きな皮の中にあんを包み、半月形にして油の中へ。
揚げ上がると、ふっくらとした大きな揚げ餃子になります。
手のひらと比べても大きく感じるサイズなので、初めて目の前にするとインパクトがあります。
焼き餃子ではなく「揚げ餃子」なのが特徴
日本で餃子というと、フライパンで焼いた「焼き餃子」を思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし津ぎょうざは、油で揚げる「揚げ餃子」です。
大きな皮を油で揚げることで、外側はパリッと香ばしく仕上がります。
一方、中には肉や野菜を使った餃子あんが入っているため、皮の香ばしさと具のジューシーさを一緒に楽しめます。
普通の焼き餃子とは、見た目だけでなく食感もかなり違います。
見た目は大きいけれど中身はどんな餃子?
「皮が15cmもあるなら、中には何が入っているの?」と気になりますよね。
津ぎょうざの中身は、豚ひき肉や野菜などを使った餃子らしいあんが基本です。
ただし、すべてのお店がまったく同じ具材を使っているわけではありません。
津市内の飲食店では、それぞれ工夫を凝らした津ぎょうざが提供されています。
肉の配合や野菜、味付けなどに違いがあるため、お店ごとの津ぎょうざを食べ比べる楽しみもあります。
津市民に親しまれてきた「給食生まれ」の味
津ぎょうざのおもしろいところは、もともと観光客向けに開発されたご当地グルメではないことです。
始まりは学校給食でした。
津市で育った人の中には、「子どものころ給食で食べた」という思い出を持つ方もいます。
つまり津ぎょうざは、後から作られた観光グルメというより、地域の子どもたちが昔から食べてきた料理が、後にご当地グルメとして知られるようになったものなのです。
ご当地グルメには町おこしのために新しく考案されたものもありますが、津ぎょうざは学校給食として長く親しまれてきた料理がルーツです。この背景を知ると、大きさにもちゃんと意味があることが分かります。
津ぎょうざはなぜこんなに大きいの?

津ぎょうざを見た人が一番気になるのは、やはり「なぜ、こんなに大きいの?」ということでしょう。
普通の餃子を大きくすれば目立つから、という単純な理由ではありません。
その大きさには、学校給食ならではの事情が関係しています。
始まりは学校給食だった
津ぎょうざが誕生したのは1985年ごろ。
当時の津市の学校給食で、子どもたちに喜んでもらえるメニューとして考えられたのが始まりとされています。
学校給食では、一度にたくさんの児童・生徒の食事を調理しなければなりません。
普通サイズの餃子を一人につき何個も揚げるとなると、必要な餃子の数は膨大になります。
そこで考えられたのが、「大きな餃子を一人1個にする」という方法でした。
普通サイズの餃子を何個も揚げるのは大変
たとえば、仮に500人分の給食を作るとします。
一人5個の餃子を出すなら、必要になるのは2,500個。
これだけの餃子を揚げるとなると、給食調理の現場では大きな負担になります。
そこで、一つを大きくして「一人につき大きな餃子を1個」にすれば、調理する個数を減らすことができます。
こうした給食調理の工夫が、現在の津ぎょうざの大きさにつながったとされています。
子どもたちが喜ぶメニューに
給食の調理効率だけでなく、子どもたちにとっても大きな餃子はインパクトがあります。
いつもの餃子とは違う、皿の上にドンとのった大きな揚げ餃子。
給食に登場したら、楽しみに感じる子どもが多かったことも想像できます。
実際に津ぎょうざは長く学校給食で親しまれ、津市民にとって思い出の味となっていきました。
直径15cmの皮が津ぎょうざの基本
現在、ご当地グルメとしての津ぎょうざには分かりやすい特徴があります。
それが、直径15cmの皮を使うことです。
単に「普通より少し大きい餃子」ではなく、この大きな皮を使うことが津ぎょうざらしさにつながっています。
皮が大きいので中に入れられる具も多く、一つでもしっかりした食べ応えがあります。
- 学校給食から誕生した
- 普通サイズの餃子を大量に揚げるのは大変だった
- 大きくして一人1個にすることで調理する個数を減らせた
- 大きな餃子は子どもたちにもインパクトがあった
つまり、津ぎょうざの大きさは給食調理の工夫から生まれた特徴なのです。
津ぎょうざの歴史|いつから給食で食べられている?

津ぎょうざが誕生したのは、1985年ごろとされています。
今では津市のご当地グルメとして知られていますが、最初から飲食店で販売されていたわけではありません。
1985年ごろに津市の学校給食で誕生
津ぎょうざの原点となる大きな揚げ餃子は、1985年ごろに旧津市の学校給食で考案されたとされています。
大きな餃子を油でカラッと揚げるスタイルは子どもたちにも親しまれ、その後も給食メニューとして受け継がれていきました。
給食調理の工夫から生まれた大きな餃子
先ほど紹介したように、大きさには学校給食ならではの理由があります。
給食では、限られた時間の中で大勢の食事を準備します。
一人分として普通サイズの餃子を何個も揚げるより、一人につき大きな餃子を一つ用意した方が効率的です。
この「一人1個でも満足できる大きな餃子」という発想が、津ぎょうざの特徴になりました。
もともとは「津ぎょうざ」という名前ではなかった?
現在では「津ぎょうざ」という名前が定着していますが、学校給食で提供され始めた当初から、現在と同じようにご当地グルメとして売り出されていたわけではありません。
長く給食のメニューとして親しまれた後、地域の食文化として改めて注目されるようになります。
そして、給食で育った津市民にとって懐かしい大きな揚げ餃子を、地域の名物として広める取り組みが始まりました。
給食だけのメニューから津市のご当地グルメへ
学校給食でしか食べられなかった料理を、一般の人にも食べてもらえるご当地グルメへ。
こうして津ぎょうざは、津市内の飲食店などでも提供されるようになりました。
現在では地元の人だけでなく、津市を訪れた観光客も楽しめる料理となっています。
この点は、津ぎょうざの大きな魅力です。
「観光客向けに作った料理が地域に定着した」のではなく、「地域の子どもたちが食べていた料理を観光客にも知ってもらうようになった」という流れだからです。
「津ぎょうざ小学校」って何?
津ぎょうざについて調べると、少し変わった名前を目にすることがあります。
それが「津ぎょうざ小学校」です。
本物の小学校の名前ではなく、津ぎょうざを通じたまちおこしに取り組む市民団体です。
学校給食から生まれた料理であることにちなみ、「小学校」というユニークな名前が使われています。
津ぎょうざのPRやイベントへの参加などを通して、津市の魅力を全国へ発信する活動が行われています。
津ぎょうざと普通の餃子の違い

津ぎょうざも餃子の一種ですが、普段食べている焼き餃子とはかなり違います。
違いを簡単に比較してみましょう。
| 比較 | 津ぎょうざ | 一般的な餃子 |
|---|---|---|
| 皮 | 直径15cm | 小さめのものが一般的 |
| 調理方法 | 油で揚げる | 焼く・ゆでる・蒸すなど |
| 食感 | 皮がパリッと香ばしい | 調理方法によって異なる |
| 個数 | 1個でも存在感がある | 複数個食べることが多い |
| ルーツ | 津市の学校給食 | さまざま |
違い① 直径15cmの大きな皮を使う
最大の違いは大きさです。
津ぎょうざは直径15cmの皮を使うため、一般的な餃子と並べればその差は一目瞭然です。
大きな皮に具を包むことで、一つでもしっかりしたボリュームになります。
違い② 焼くのではなく油で揚げる
日本の家庭で餃子といえば焼き餃子が定番ですが、津ぎょうざは油で揚げます。
これによって、大きな皮の表面がパリッと香ばしく仕上がります。
違い③ 1個でも食べ応えがある
普通の餃子なら何個も食べることが多いですが、津ぎょうざは一つが大きいため、1個でも存在感があります。
お店によって中身やボリュームは違いますが、「餃子を1個注文した」という感覚でいると、その大きさに驚くかもしれません。
違い④ パリパリした皮も主役
津ぎょうざでは、中のあんだけでなく、大きな皮そのものもおいしさのポイントです。
油で揚げた皮の香ばしさと、内側のあんのジューシーさ。
この食感の違いを一度に楽しめるのが、津ぎょうざならではの魅力です。
「直径15cm・揚げる・1個が大きい・学校給食生まれ」
この4つを覚えておけば、津ぎょうざの特徴が分かりやすいでしょう。
津ぎょうざの中身は何が入っている?
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直径15cmという大きな皮を使う津ぎょうざ。
外見のインパクトが大きいため、「中には何が入っているの?」と気になる方も多いでしょう。
基本的には、一般的な餃子と同じように肉や野菜を使ったあんが入っています。
ただし、津ぎょうざには「中身は必ずこの材料でなければならない」という細かな決まりがあるわけではありません。
そのため、提供するお店によって具材や味付けが違い、個性豊かな津ぎょうざを楽しめます。
基本は豚肉や野菜を使った餃子あん
津ぎょうざの中身として使いやすいのが、豚ひき肉と野菜を合わせた餃子あんです。
豚肉の旨味と野菜の甘みが、大きくて香ばしい皮によく合います。
一般的な焼き餃子と比べて皮が大きいため、中のあんもしっかり入っており、食べ応えがあります。
キャベツ・玉ねぎ・ニラなど具材はさまざま
野菜には、キャベツ、玉ねぎ、ニラなどを組み合わせることができます。
お店やレシピによって使う野菜は異なりますが、細かく刻んだ野菜を肉と混ぜ合わせるのが基本です。
しょうがやにんにくなどを加えれば、香りのよい餃子あんになります。
お店によって中身が違うのも楽しみ
津ぎょうざのおもしろいところは、「直径15cmの皮を使って揚げる」という特徴を守りながら、中身にはお店の個性を出せるところです。
そのため、津市内で何軒か食べ歩いてみると、「同じ津ぎょうざなのに味が違う」と感じることがあります。
肉の量が多いもの、野菜の甘みを生かしたもの、スパイスを効かせたものなど、さまざまです。
チーズや海鮮などのアレンジも楽しめる
基本的な餃子あんだけでなく、提供店によってはさまざまなアレンジが加えられています。
例えばチーズなどを組み合わせれば、揚げた皮の香ばしさと濃厚な味を楽しめます。
地域の食材や海鮮などを取り入れた個性的なものが登場することもあり、津ぎょうざの楽しみ方は広がっています。
津ぎょうざの大きな特徴は直径15cmの皮を使った揚げ餃子であること。中の具にはお店ごとの工夫が見られるため、津市を訪れた際は食べ比べてみるのもおすすめです。
津ぎょうざはどんな味?

「大きいことは分かったけれど、味は普通の餃子と同じなの?」
そんな疑問もありますよね。
津ぎょうざは、餃子らしい肉と野菜の旨味を楽しめる一方、油で揚げることで皮の食感や香ばしさが際立ちます。
普通の焼き餃子とは少し違った味わいです。
外側はパリッと、中はジューシー
津ぎょうざのおいしさを分かりやすく表すなら、「外はパリッ、中はジューシー」です。
大きな皮を油で揚げることで、表面は香ばしく仕上がります。
そこへ肉や野菜を使ったあんの旨味が加わります。
揚げたてを食べると、皮のパリパリ感と中身のしっとりとした食感の違いを楽しめます。
普通の餃子より皮の存在感がある
一般的な焼き餃子では、中のあんに注目しがちです。
しかし津ぎょうざの場合は、直径15cmという大きな皮を使うため、皮も主役のひとつといえます。
端の部分はカリッと香ばしく、あんが入った中央部分では肉や野菜の旨味と一緒に皮を楽しめます。
一つの津ぎょうざの中でも、場所によって少しずつ違う食感を感じられるのがおもしろいところです。
大きくても意外と食べやすい?
写真で見ると「1個食べられるかな?」と思うほど大きく感じます。
もちろん普通の餃子よりボリュームがありますが、皮の中すべてに具がぎっしり詰まっているとは限りません。
揚げた皮の軽い食感もあるため、見た目から想像するより食べやすく感じることもあります。
ただし、大きさや具の量は提供店によって違うので、ほかの料理も注文する場合は量を確認すると安心です。
子どもにも親しまれてきた味
津ぎょうざは、もともと学校給食から生まれた料理です。
子どもにとって、大きな揚げ餃子が給食に出てくるのは楽しみのひとつだったことでしょう。
津市で育った方にとっては、単なるご当地グルメではなく、子どものころの給食を思い出す懐かしい味でもあります。
津ぎょうざのおいしい食べ方

津ぎょうざを食べる機会があったら、まずは揚げたてを楽しみたいところです。
大きな揚げ餃子だからこそ、皮の食感がよいうちに食べると、その魅力が分かりやすくなります。
まずは揚げたてをそのまま
最初のひと口は、タレを付けずにそのまま食べてみるのがおすすめです。
お店によっては、あんにしっかり味が付けられています。
何も付けずに食べることで、皮の香ばしさや肉・野菜の旨味がよく分かります。
その後、好みに合わせてタレなどを加えると味の変化も楽しめます。
餃子のタレや酢醤油で食べる
もう少し味を加えたい場合は、一般的な餃子と同じように酢醤油などを合わせてもよいでしょう。
揚げ物なので、酢の酸味が加わると後味がさっぱりします。
ただし、もともとの味付けがお店によって異なるため、最初からタレをたっぷり付けるのではなく、少しずつ試してみるのがおすすめです。
からしやラー油で味を変える
途中で味を変えたい場合は、からしやラー油などを少量合わせる方法もあります。
からしを付ければ揚げ物のコクにピリッとした刺激が加わり、ラー油なら餃子らしい辛味をプラスできます。
一つが大きいので、途中で調味料を変えながら食べるのも楽しみ方のひとつです。
大きいので一口で食べようとしない
普通の餃子なら一口で食べる方もいますが、津ぎょうざは直径15cmの皮を使っています。
無理に一口で食べるのではなく、端から少しずつ食べていきましょう。
大きな餃子なので、箸だけでは食べにくい場合もあります。お店の提供方法に合わせて食べれば問題ありません。
揚げたては中身の熱さに注意
特に気を付けたいのが、揚げたての津ぎょうざです。
表面だけでなく、中のあんもかなり熱くなっていることがあります。
勢いよくかじると熱い蒸気や肉汁が出る場合があるため、最初は少しずつ食べましょう。
- できれば揚げたてを食べる
- 最初は何も付けずに味わう
- 好みで酢醤油やラー油などを合わせる
- 大きいので端から少しずつ食べる
- 揚げたては中のあんの熱さに注意する
津ぎょうざはどこで食べられる?

学校給食から始まった津ぎょうざですが、現在では学校に通っていなくても食べることができます。
津市内には津ぎょうざを提供している飲食店があり、ご当地グルメとして楽しめるようになっています。
津市内の飲食店で楽しめる
津市内では、飲食店などで津ぎょうざを提供しています。
中華料理店だけとは限らず、さまざまなジャンルのお店で提供されることがあるのも特徴です。
旅行で津市を訪れる場合は、事前に津ぎょうざを提供しているお店を調べておくとよいでしょう。
お店ごとに違う津ぎょうざを食べ比べ
津ぎょうざは大きさや調理方法に特徴がありますが、中の具材や味付けには各店の工夫があります。
そのため、一軒食べただけで「津ぎょうざはこの味」と決めるのは少しもったいないかもしれません。
機会があれば、複数のお店で食べ比べてみましょう。
同じ直径15cmの皮を使った揚げ餃子でも、店によって違った魅力を発見できます。
イベントで出会えることも
津ぎょうざは、地域のイベントやご当地グルメに関する催しなどで紹介されることもあります。
学校給食から生まれたというストーリーと見た目のインパクトがあり、津市をPRする料理としても活躍しています。
津市を訪れたらチェックしたいご当地グルメ
三重県というと、伊勢海老や松阪牛、伊勢うどんなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、津市を訪れるなら津ぎょうざもぜひチェックしておきたい料理です。
特に「学校給食から生まれたご当地グルメ」という背景を知ってから食べると、ただ大きいだけの餃子ではないことが分かります。
伊勢では「伊勢うどん」、津では「津ぎょうざ」というように、同じ三重県内でも地域によって個性的な食文化があります。旅行先で地域ごとの料理を食べ比べてみるのも楽しいですね。
津ぎょうざは1個でお腹いっぱいになる?
直径15cmと聞くと、「1個だけでお腹いっぱいになるのでは?」と思いますよね。
実際には、具の量や皮の厚さ、提供される料理との組み合わせなどによって満足感は変わります。
一般的な餃子と比べればかなり大きいため、軽食としてなら1個でも存在感があります。
一方、食事として津ぎょうざだけを食べる場合は、1個で十分かどうかは人によって違います。
飲食店ではほかの料理とセットになっていたり、ご飯などと一緒に楽しめたりする場合もあります。
初めて注文する場合は、まず津ぎょうざの大きさを確認してから、ほかの料理を追加するとよいでしょう。
津ぎょうざは家庭でも作れる?
津ぎょうざを食べてみたいけれど、なかなか三重県津市まで行く機会がないという方もいるでしょう。
そんな場合は、家庭で津ぎょうざ風の大きな揚げ餃子を作ってみるのもおすすめです。
基本的な作り方は普通の餃子とそれほど変わりません。
大きな違いは、直径15cmの皮を使い、焼くのではなく油で揚げることです。
大きな皮が手に入れば、家庭でも津ぎょうざらしい見た目と食感を楽しめます。
直径15cmの餃子の皮を用意する
津ぎょうざらしさを出すうえで一番重要なのが、皮の大きさです。
一般的なスーパーで販売されている餃子の皮は、津ぎょうざに使われるものより小さい場合があります。
直径15cm程度の大判タイプが見つからない場合は、大きめの餃子の皮や市販の生地を利用して「津ぎょうざ風」として楽しむ方法もあります。
本格的に作りたい場合は、小麦粉から大きな皮を手作りする方法もあります。
家庭で作りやすい津ぎょうざの材料
中のあんは、普段家庭で作っている餃子と同じような材料で大丈夫です。
例えば、次のような材料を使います。
- 豚ひき肉
- キャベツ
- 玉ねぎ
- ニラ
- しょうが
- しょうゆ
- ごま油
- 塩・こしょう
すべてを入れる必要はありません。
家庭にある材料や好みに合わせて調整しましょう。
大きな皮から具が出ないように包む
津ぎょうざは皮が大きいため、「たくさん具を入れた方がおいしそう」と思ってしまいがちです。
しかし、あんを詰め込みすぎると、揚げている途中で皮が開いてしまうことがあります。
特に家庭で初めて作る場合は、少し余裕を残して包むのがポイントです。
皮の縁へ水を付け、空気をなるべく抜きながらしっかり閉じます。
閉じ目が甘いと、油の中で開いてしまう可能性があるので注意しましょう。
中まで火を通しながらカラッと揚げる
普通の餃子より大きいため、表面だけを急いで色付けると、中の肉まで十分に火が通らないことがあります。
高温の油へ入れて一気に揚げるのではなく、170℃前後を目安に中までじっくり加熱すると作りやすいでしょう。
表面がきつね色になっても、肉に火が通っているか心配な場合は、一つ割って確認してください。
特に豚ひき肉を使う場合は、生の部分が残らないよう中心まで十分に加熱することが大切です。
- できれば直径15cm程度の皮を使う
- あんを詰め込みすぎない
- 皮の縁をしっかり閉じる
- 高温で一気に揚げない
- 中心の肉まで十分に火を通す
簡単!家庭で作る津ぎょうざの作り方

ここでは、家庭で挑戦しやすい基本的な津ぎょうざ風レシピを紹介します。
具材は好みに合わせて変更しても構いません。
材料(大きな餃子4個分)
- 直径15cm程度の餃子の皮……4枚
- 豚ひき肉……150g
- キャベツ……100g
- 玉ねぎ……1/4個
- ニラ……1/4束
- おろししょうが……小さじ1
- しょうゆ……小さじ2
- ごま油……小さじ1
- 塩……少々
- こしょう……少々
- 揚げ油……適量
手順1:野菜を細かく刻む
キャベツ、玉ねぎ、ニラを細かく刻みます。
野菜が大きすぎると皮で包みにくくなるので、普通の餃子を作るときと同じように細かくしておきましょう。
手順2:豚ひき肉と調味料を混ぜる
ボウルに豚ひき肉、しょうゆ、ごま油、しょうが、塩、こしょうを入れ、粘りが出るまで混ぜます。
その後、刻んだ野菜を加えて全体を混ぜ合わせます。
これで基本の餃子あんが完成です。
手順3:大きな皮であんを包む
皮の中央へあんをのせます。
直径15cmの皮を見ると、ついたくさん入れたくなりますが、最初は控えめにするのがおすすめです。
皮の縁へ水を薄く付け、半分に折ってしっかり閉じます。
フォークの先などを使って縁を押さえると、閉じやすくなります。
手順4:油でじっくり揚げる
鍋に油を入れ、170℃前後に熱します。
津ぎょうざを静かに油へ入れ、中まで火が通るようじっくり揚げます。
大きな餃子なので、一度に何個も入れると油の温度が下がりやすくなります。
家庭では鍋の大きさに合わせて、1~2個ずつ揚げると作りやすいでしょう。
手順5:きつね色になったら取り出す
両面がこんがりとしたきつね色になり、中まで十分に火が通ったら取り出します。
網やキッチンペーパーなどの上で油を切りましょう。
揚げたては中が非常に熱くなっているので、少し落ち着かせてから食べてください。
津ぎょうざは普通の餃子より大きいため、「外側を焦がさず、中までしっかり火を通す」ことが重要です。油の温度を上げすぎず、じっくり揚げましょう。
大きな餃子の皮がない場合はどうする?

家庭で津ぎょうざを作ろうと思ったとき、意外と困るのが皮です。
一般的なスーパーでは、直径15cmの餃子の皮が見つからない場合があります。
そんなときはいくつか方法があります。
大判の餃子の皮を探す
まずはスーパーなどで「大判」と書かれた餃子の皮を探してみましょう。
ただし、大判タイプでも直径15cmに満たない商品があります。
その場合は正式な津ぎょうざと同じ大きさではありませんが、家庭で「津ぎょうざ風」を楽しむには十分です。
皮を手作りする
より本格的な大きさに挑戦するなら、餃子の皮を手作りする方法があります。
小麦粉と水などで生地を作り、麺棒で直径15cm程度まで伸ばします。
市販品より手間はかかりますが、厚さを自分で調整できるのがメリットです。
春巻きの皮で代用できる?

春巻きの皮は形や生地の性質が餃子の皮とは違うため、同じ仕上がりにはなりません。
包んで揚げる料理としてアレンジすることはできますが、それは津ぎょうざそのものというより「津ぎょうざ風のアレンジ料理」として楽しむのがよいでしょう。
津ぎょうざを上手に揚げるコツ
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家庭で作る場合、普通の揚げ餃子と同じ感覚で調理すると「外は焦げたのに中が生だった」という失敗につながることがあります。
大きな津ぎょうざならではのポイントを押さえておきましょう。
具を入れすぎない
大きいからといって、あんをパンパンに詰める必要はありません。
あんが多すぎると厚みが出て、中心まで火が通るのに時間がかかります。
さらに皮が破れたり、閉じ目から肉汁が出たりする原因にもなります。
閉じ目をしっかり押さえる
油の中で皮が開くと、あんが飛び出してしまいます。
皮の縁に水を付けたら、指でしっかり押さえましょう。
心配な場合は、フォークで縁を押さえて閉じる方法もあります。
油の温度を上げすぎない
早くカリッとさせようとして高温で揚げると、皮だけ先に色付きます。
中心まで火を通すためにも、170℃前後をひとつの目安にし、様子を見ながら揚げます。
一度にたくさん入れない
津ぎょうざは一つが大きいため、鍋の中でも場所を取ります。
無理に何個も入れると餃子同士がくっついたり、油の温度が急に下がったりします。
家庭なら少ない個数ずつ揚げる方が失敗しにくいでしょう。
揚げ上がったら少し油を切る
揚げたてをすぐ皿へ置くと、底に油がたまり、せっかくの皮がしんなりしやすくなります。
網などの上に置いて余分な油を切ってから盛り付けましょう。
表面のパリッとした食感を保ちやすくなります。
津ぎょうざのおすすめアレンジ
家庭で作るなら、基本の肉餃子だけでなく、好きな具材を使ったアレンジも楽しめます。
チーズ入り津ぎょうざ
餃子あんにチーズを加えると、子どもにも食べやすい味になります。
加熱するとチーズがとろりと溶け、豚肉との相性もよい組み合わせです。
ただし、チーズを入れすぎると揚げている途中で流れ出ることがあるため、包みすぎないようにしましょう。
カレー風味の津ぎょうざ
餃子あんへ少量のカレー粉を混ぜるだけでも、いつもとは違う味になります。
揚げた皮とカレーの香りは相性がよく、食欲をそそります。
大葉入り津ぎょうざ
大葉を細かく刻んで餃子あんへ加えると、さっぱりとした香りが加わります。
揚げ物の重さが気になる場合にも合わせやすいアレンジです。
えび入り津ぎょうざ
細かく切ったえびを加えれば、プリッとした食感が楽しめます。
豚ひき肉と合わせてもよいですし、えびを中心にした海鮮風のあんにしても楽しめます。
残ったカレーやミートソースを使う場合は水分に注意
家庭ならではのアレンジとして、残った料理を包んで揚げたくなることもあるでしょう。
ただし、水分が多い具材は皮が破れたり、揚げるときに油がはねたりする原因になります。
カレーやミートソースなどを使う場合は、しっかり煮詰めて水分を減らし、完全に冷ましてから少量を包むようにしましょう。
本場の津ぎょうざの特徴を知ったうえで、家庭ではチーズ、大葉、カレー、えびなど好きな具材を使ってアレンジするのも楽しいでしょう。大きな皮だからこそ、普通の餃子とは違った具材にも挑戦できます。
津ぎょうざについてよくある質問

ここまで津ぎょうざの特徴や歴史、食べ方、家庭での作り方を紹介してきました。
最後に、津ぎょうざについて気になりやすい疑問をまとめて紹介します。
Q. 津ぎょうざの大きさは何センチ?
津ぎょうざの大きな特徴は、直径15cmの皮を使うことです。
普段スーパーなどで見かける一般的な餃子の皮と比べると、かなり大きく感じます。
大きな皮であんを包んで揚げるため、完成した津ぎょうざも非常に存在感があります。
単に「普通より大きな餃子」というだけではなく、この直径15cmというサイズが津ぎょうざを特徴づける重要なポイントです。
Q. なぜ焼かずに揚げるの?
津ぎょうざは、もともと学校給食のメニューとして誕生しました。
学校給食では大量の料理を限られた時間で作る必要があります。
大きな餃子を焼く場合、一つひとつ焼き加減を調整する必要がありますが、揚げる方法なら大量調理にも対応しやすかったことが背景にあります。
そして、油で揚げることで大きな皮がパリッと香ばしくなり、現在ではこの食感も津ぎょうざの魅力となっています。
Q. 津ぎょうざは1個で何人分?
基本的には、1人1個をイメージして誕生した料理です。
学校給食で普通サイズの餃子を一人に何個も用意する代わりに、大きな餃子を一人1個提供するという発想が、その大きさにつながったとされています。
ただし、現在飲食店で提供される津ぎょうざは、お店によって具の量やボリュームが異なります。
少食の方や、ほかの料理もいろいろ食べたい場合は、家族や友人と分けて食べてもよいでしょう。
Q. 普通の揚げ餃子とは何が違う?
最大の違いは大きさと誕生の背景です。
一般的な揚げ餃子は、普通サイズの餃子を油で揚げたものが多いですが、津ぎょうざでは直径15cmの皮を使います。
また、学校給食から誕生し、地域のご当地グルメへ発展したというストーリーも津ぎょうざならではです。
「直径15cmの皮を使った、学校給食生まれの大きな揚げ餃子」と覚えておくと分かりやすいでしょう。
Q. 現在も学校給食で食べられている?
津ぎょうざは現在も津市の学校給食で提供されることがあり、子どもたちに親しまれています。
そのため、津市で育った人にとっては、観光客向けの名物というよりも「給食で食べた懐かしい料理」という印象が強い場合もあります。
世代を超えて思い出を共有できることも、津ぎょうざの魅力といえるでしょう。
Q. 津市以外でも食べられる?
津ぎょうざは三重県津市のご当地グルメですが、地域イベントやご当地グルメ関連の催しなどで津市以外に登場することもあります。
ただし、本場の雰囲気とともに楽しみたいなら、やはり津市を訪れて食べてみるのがおすすめです。
お店ごとに具材や味付けが違うため、食べ歩きも楽しめます。
Q. 津ぎょうざはB級グルメ?
津ぎょうざは、ご当地グルメやB級グルメとして紹介されることがあります。
ただし、そのルーツは地域おこしのために新しく考案された料理ではなく、学校給食です。
地元の子どもたちが長年食べてきた料理が、後になって地域の名物として広く知られるようになりました。
その意味では、津市の日常的な食文化から生まれたご当地グルメと考えると分かりやすいでしょう。
Q. 津ぎょうざはどんな味?
基本的には、肉や野菜を使った餃子あんと、油で揚げた香ばしい皮を楽しむ料理です。
普通の焼き餃子より皮の存在感があり、外側のパリッとした食感が特徴です。
ただし、中身や味付けは提供するお店によって異なります。
そのため、一軒ごとの違いを楽しめるのも津ぎょうざの魅力です。
Q. 津ぎょうざは持ち帰りできる?
テイクアウトに対応しているかどうかは、お店によって異なります。
持ち帰る場合は、時間がたつと揚げた皮がしんなりすることがあります。
購入後はできるだけ早めに食べると、津ぎょうざらしい皮の食感を楽しみやすいでしょう。
津ぎょうざを初めて食べるときのポイント
津ぎょうざを初めて食べるなら、まずは基本的なタイプから試してみるのがおすすめです。
お店によって個性的なアレンジがありますが、最初は肉や野菜を使った定番タイプを選ぶと、津ぎょうざ本来の特徴が分かりやすくなります。
- 直径15cmという大きさを楽しむ
- 揚げたてのパリッとした皮を味わう
- 最初は何も付けずに食べてみる
- 熱々の中身に注意する
- お店ごとの具材や味付けの違いにも注目する
津ぎょうざと普通の餃子の違いをもう一度チェック

ここで、津ぎょうざの特徴をもう一度整理してみましょう。
| ポイント | 津ぎょうざ | 一般的な焼き餃子 |
|---|---|---|
| 皮の大きさ | 直径15cm | 比較的小さい |
| 調理方法 | 油で揚げる | フライパンなどで焼く |
| 皮の食感 | パリッと香ばしい | 焼き面は香ばしく、ほかはもっちり |
| 食べる個数 | 1個でも存在感がある | 複数個食べることが多い |
| 発祥 | 津市の学校給食 | さまざま |
津市へ行ったら津ぎょうざを食べてみよう

三重県を訪れると、伊勢うどんや松阪牛、海産物など、さまざまな名物があります。
その中で津市を訪れるなら、津ぎょうざもぜひ候補に入れてみてください。
津ぎょうざの魅力は、単に「巨大な餃子だからおもしろい」というだけではありません。
学校給食から生まれ、地元の子どもたちに親しまれ、その後ご当地グルメへ成長したという背景があります。
この歴史を知ってから食べると、大きな餃子の見え方も少し変わるのではないでしょうか。
食べ歩きでお店ごとの違いを楽しむ
津ぎょうざは、直径15cmの皮を使って揚げるという基本的な特徴がありますが、中身にはお店ごとの工夫があります。
定番の肉と野菜を使ったものだけでなく、さまざまな食材を取り入れた津ぎょうざに出会えることもあります。
一つが大きいため何軒も回るのは大変かもしれませんが、家族や友人と分けながら食べ比べるのも楽しそうですね。
津ぎょうざは「地域グルメ」の記事とも相性がいい
三重県には、地域によって特徴の異なる食文化があります。
例えば伊勢地方には柔らかな麺で知られる伊勢うどんがあり、津市には学校給食から生まれた津ぎょうざがあります。
同じ三重県でも、地域によって料理の成り立ちや特徴がまったく違うところがおもしろいですね。
旅行前にその土地の料理について知っておけば、現地での食事もより楽しめるでしょう。
まとめ|津ぎょうざは学校給食から生まれた津市のご当地グルメ
津ぎょうざは、三重県津市で親しまれている大きな揚げ餃子です。
最大の特徴は、直径15cmの大きな皮を使うこと。
普通の餃子よりもはるかに大きく、油で揚げることで外側はパリッと香ばしく仕上がります。
そして、なぜこれほど大きな餃子になったのかを知るうえで欠かせないのが、学校給食との関係です。
津ぎょうざの原型は1985年ごろ、津市の学校給食で誕生したとされています。
普通サイズの餃子を一人に何個も用意するのではなく、大きな餃子を一人1個にすることで、大量調理に対応しやすくする工夫から、この独特のサイズが生まれました。
その後、長く学校給食で親しまれてきた大きな揚げ餃子が、地域の人たちの活動によって津市のご当地グルメとして広く知られるようになりました。
- 津ぎょうざは三重県津市のご当地グルメ
- 直径15cmの大きな皮を使う
- 焼かずに油で揚げる
- 外側はパリッと香ばしい
- 中には肉や野菜などの餃子あんが入る
- 1985年ごろに学校給食から誕生したとされる
- 一人1個で提供できるよう大きくなった
- 現在では飲食店でも楽しめる
- お店によって中身や味付けに個性がある
- 家庭でも大判の皮を使って再現できる
津ぎょうざは、大きさだけが特徴の「巨大餃子」ではありません。
給食を作る人たちの工夫から生まれ、それを食べて育った子どもたちの思い出の味となり、やがて地域を代表する料理になったというユニークな歴史があります。
三重県津市を訪れる機会があれば、ぜひ揚げたての津ぎょうざを味わってみてください。

