鹿児島の鶏飯とはどんな料理?具材や食べ方・奄美大島での発祥を紹介

鹿児島県の郷土料理として知られている「鶏飯」。
「鶏飯」という漢字を見ると、鶏肉を入れて炊いた炊き込みご飯のような料理を想像する方もいるのではないでしょうか。
私も最初は、名前だけなら鶏肉を使った混ぜご飯や炊き込みご飯のようなものを思い浮かべました。
ところが鹿児島の鶏飯について調べてみると、想像していた料理とはかなり違います。
ご飯の上に鶏肉や錦糸卵、しいたけなどの具材をのせ、そこへ鶏のだしを使ったスープをかけて食べる料理なんですね。
私は以前、鹿児島県へ2泊3日で旅行したことがあります。
そのときの食べ物で印象に残っているのは黒豚ですが、鶏飯を食べた記憶はありません。
むしろ今でも強く覚えているのがお酒です。
鹿児島ではお酒といえば芋焼酎という印象がとても強く、「さすが鹿児島だな」と感じたことを覚えています。
そんな鹿児島の食について改めて調べていると、気になったのが奄美大島の郷土料理「鶏飯」でした。
ご飯の上にほぐした鶏肉、錦糸卵、しいたけ、薬味などをのせ、鶏のだしを使ったスープをかけて食べる奄美大島の郷土料理です。
鶏肉を一緒に炊き込むご飯ではなく、具材をご飯にのせてスープをかけて食べるところが大きな特徴です。
この記事では、鹿児島の鶏飯とはどんな料理なのか、具材や味、食べ方、奄美大島での発祥などについて分かりやすく紹介します。
- 鹿児島の鶏飯とはどんな料理?
- 鶏飯の読み方は「けいはん」
- 鶏飯には何が入っている?
- 鶏飯はどんな味?
- 鶏飯はどうやって食べる?
- 鶏飯とお茶漬けは何が違う?
- 鹿児島へ行ったのに鶏飯の記憶がない
- 鶏飯の本場・奄美大島にも行ってみたい
- 鶏飯の発祥は鹿児島県の奄美大島
- 鶏飯はどのように生まれたの?
- 昔の鶏飯は今とは違う料理だった?
- 現在の鶏飯の形はいつ生まれた?
- 鶏飯はもともとおもてなし料理だった?
- なぜ奄美大島で鶏飯が食べられるようになったの?
- 鶏飯は鹿児島県全体の郷土料理なの?
- 鹿児島本土と奄美大島では食文化にも違いがある
- 奄美大島で本場の鶏飯を食べてみたい
- 鶏飯は家庭でも作れる?
- 家庭で作る鶏飯風の基本的な材料
- 家庭で作る鶏飯風の基本的な作り方
- 鶏飯で大切なのは鶏のスープ
- 鶏飯の錦糸卵をきれいに作るには?
- 鶏飯に柑橘類の皮を入れるのはなぜ?
- 鶏飯と「鶏めし」は同じ料理?
- 鶏飯は忙しい日の簡単ごはんにもできる?
- 家庭で作ってから本場と食べ比べるのも楽しそう
- 鶏飯を食べるなら奄美大島の観光も楽しみたい
- 鹿児島本土の旅行と奄美大島の旅を分けて楽しむのもよさそう
- 鹿児島の鶏飯についてよくある質問
- 本場の鶏飯を食べるなら奄美大島へ
- 鶏飯を食べたあとは奄美大島を観光したい
- 鹿児島旅行なら黒豚などのご当地グルメも気になる
- 鹿児島で印象に残っている芋焼酎
- 鹿児島県は地域を変えると違った旅が楽しめそう
- まとめ|鹿児島の鶏飯は奄美大島を代表する郷土料理
鹿児島の鶏飯とはどんな料理?
鶏飯は、鹿児島県の中でも奄美大島を代表する郷土料理として知られています。
茶碗にご飯を盛り、その上に細くほぐした鶏肉や錦糸卵、味付けしたしいたけなどをのせ、最後に鶏のうま味が出たスープをかけて食べます。
見た目だけなら、具だくさんのお茶漬けのように感じるかもしれません。
しかし、一般的なお茶漬けがお茶やだしをご飯にかけるのに対し、鶏飯では鶏を使ったスープが大きな特徴です。
ご飯、具材、スープを一緒に味わうことで一つの料理になります。
鶏飯の読み方は「けいはん」
「鶏飯」は「けいはん」と読みます。
漢字だけを見ると「とりめし」と読んでしまいそうですが、奄美大島の郷土料理では「けいはん」です。
「鶏飯(けいはん)」という料理名を知らなければ、どんな料理なのか想像しにくいですよね。
私も名前からは、鶏肉を入れた炊き込みご飯のようなものを想像しました。
実際には炊き込むのではなく、ご飯に具材をのせてスープをかけるというところが面白い料理です。
鶏飯には何が入っている?
鶏飯には、次のような具材が使われます。
- ご飯
- ほぐした鶏肉
- 錦糸卵
- 味付けしたしいたけ
- ねぎなどの薬味
- 海苔
- 柑橘類の皮など
- 鶏のだしを使ったスープ
お店や家庭によって使う具材には違いがありますが、鶏肉・錦糸卵・しいたけなどを彩りよくご飯にのせるのが代表的なスタイルです。
具材を一つずつ見ると、家庭でも馴染みのあるものが多いですね。
ただ、それらをご飯にのせて鶏のスープをたっぷりかけるという食べ方は、普段の家庭料理とは少し違います。
鶏肉は細くほぐしてのせる
鶏飯の主役になる具材の一つが鶏肉です。
鶏肉は食べやすいように細くほぐし、ご飯の上にのせます。
大きな鶏肉をそのままのせるというより、ほかの具材と一緒にご飯になじみやすい形にして使うのが特徴です。
スープにも鶏のうま味があるため、具材としてもだしとしても鶏を楽しめる料理といえます。
錦糸卵が入るので彩りもきれい
黄色い錦糸卵も、鶏飯を特徴づける具材です。
白いご飯に鶏肉、しいたけ、錦糸卵、ねぎなどを盛り付けるため、見た目にも彩りがあります。
鍋料理のようにすべての具材を一緒に煮込むのではなく、それぞれの具材をきれいに盛り付けてからスープをかけるところも鶏飯らしいですね。
しいたけや薬味も鶏飯のアクセント
鶏飯には、味付けしたしいたけやねぎ、海苔なども使われます。
さらに柑橘類の皮などを薬味として添えることもあります。
鶏肉と卵だけではなく、しいたけのうま味や薬味の香りが加わることで、最後まで食べやすい組み合わせになっています。
具材の内容や盛り付け方はお店や家庭によって違うため、本場で食べ比べてみるのも楽しそうです。
鶏飯はどんな味?
鶏飯をまだ食べたことがない方にとって、気になるのが味ではないでしょうか。
鶏飯は、鶏のうま味を生かしたスープと、ご飯、鶏肉、錦糸卵、しいたけなどを一緒に味わう料理です。
しいたけや薬味なども加わるため、具材によって味や香りの変化も楽しめます。
私は鶏飯を食べた記憶がないので、「実際に食べたらこんな味だった」と体験としてお伝えすることはできません。
ただ、普段のご飯に鶏のスープをかけるという食べ方を考えると、「一度本場で食べてみたい」と思わせる料理です。
鹿児島へ旅行したことがあるのに、なぜそのとき鶏飯を知らなかったのだろうと思ってしまいました。
鶏飯はどうやって食べる?
鶏飯の食べ方はそれほど難しくありません。
- 茶碗にご飯を盛る
- 鶏肉、錦糸卵、しいたけなど好みの具材をのせる
- ねぎや海苔などの薬味を加える
- 温かい鶏のスープをかける
- ご飯、具材、スープを一緒に食べる
具材が別々に用意されている場合は、自分で好きな量をのせながら食べることもできます。
最初から全部をたくさんのせるのではなく、具材や薬味の量を変えながら何杯か楽しむのもよさそうですね。
ご飯に鶏肉・錦糸卵・しいたけ・薬味などをのせ、温かい鶏のスープをかけて食べます。
名前は「鶏飯」ですが、鶏肉を炊き込んだご飯ではないところがポイントです。
鶏飯とお茶漬けは何が違う?
鶏飯の写真を見ると、「豪華なお茶漬けみたい」と感じる方もいるかもしれません。
ご飯の上に具材をのせ、液体をかけて食べるという点では確かに似ています。
ただし、鶏飯と一般的なお茶漬けには違いがあります。
| 比較 | 鶏飯 | 一般的なお茶漬け |
|---|---|---|
| かけるもの | 鶏のだしを使ったスープ | お茶やだしなど |
| 代表的な具材 | 鶏肉・錦糸卵・しいたけ・薬味など | 海苔・梅・鮭・漬物など |
| 特徴 | 奄美大島を代表する郷土料理 | ご飯にお茶やだしをかけて楽しむ料理 |
見た目や食べ方には似たところがありますが、鶏飯は鶏のスープとさまざまな具材を組み合わせて食べる一つの郷土料理として考えると分かりやすいでしょう。
鹿児島へ行ったのに鶏飯の記憶がない
私は鹿児島県へ2泊3日で旅行したことがあります。
それでも今回、鹿児島グルメを考えてみると、食べ物でまず思い浮かんだのは黒豚でした。
鶏飯については食べた記憶がなく、当時どのくらい知っていたのかも覚えていません。
一方で、とても印象に残っているのが芋焼酎です。
旅行中、お酒といえば芋焼酎という印象が強く、「鹿児島らしいな」と感じた記憶があります。
旅行から帰って年月がたつと、意外と「何を食べたか」は忘れてしまうものですね。
今回、鶏飯について調べたことで、鹿児島県には私が旅行したときには気づかなかった食文化がまだまだあるのだと感じました。
鶏飯の本場・奄美大島にも行ってみたい
私が以前訪れた鹿児島旅行と、奄美大島で鶏飯を味わう旅は別に考える必要があります。
鶏飯の本場として知られるのは奄美大島です。
せっかくなら、家庭で作ったものだけでなく、一度は現地で本場の鶏飯を食べてみたいですね。
そして奄美大島まで出かけるなら、鶏飯だけを目的にするのではなく、島ならではの自然や観光スポットも一緒に楽しみたいところです。
「本場の鶏飯を食べてみたい」と思ったら、楽天たびノートで奄美大島にはどんな観光スポットがあるのか調べながら、旅行を考えてみるのも楽しそうです。
鶏飯の発祥は鹿児島県の奄美大島

鶏飯は、鹿児島県の中でも奄美大島を代表する郷土料理として知られています。
鹿児島県へ旅行したことがある私も、以前は「鹿児島グルメ」と聞くと黒豚などを思い浮かべていました。
そのため、鶏飯について調べてみて「鹿児島県といっても、地域によってこんなに違った食文化があるんだな」と改めて感じました。
特に奄美大島は鹿児島県本土とは離れた島なので、その土地ならではの歴史や食文化があります。
鶏飯も、そんな奄美大島で受け継がれてきた料理の一つです。
鶏飯はどのように生まれたの?
鶏飯の歴史について調べると、そのルーツは現在のような「ご飯に具材をのせて鶏のスープをかける料理」とは少し違っていたとされています。
鶏飯の起源については、かつて奄美大島で客人をもてなすために鶏を使った料理が振る舞われていたことに由来するという説があります。
ただし、古い時代の料理ということもあり、現在の鶏飯がいつ、誰によって最初に作られたのかを一つに決めるのは難しいようです。
そのため、「この年にこの人が発明した料理」と考えるより、奄美大島の歴史や暮らしの中で形を変えながら受け継がれてきた料理と考えると分かりやすいでしょう。
鶏飯は鹿児島県の奄美大島に伝わる郷土料理です。
そのルーツには客人をもてなす料理だったという説などがありますが、長い歴史の中で現在の形へ変化してきたと考えられています。
昔の鶏飯は今とは違う料理だった?
現在の鶏飯といえば、ご飯に鶏肉や錦糸卵、しいたけ、薬味などをのせ、鶏のスープをかけて食べるスタイルがよく知られています。
ところが、昔からまったく同じ形だったわけではないとされています。
鶏肉を使った炊き込みご飯に近い料理だったという説明もあり、時代とともに食べ方が変化していったと伝えられています。
つまり「鶏飯」という名前だけが残り、料理そのものは少しずつ現在のスタイルへ変わってきたということですね。
私も最初に「鶏飯」という文字を見たときは、鶏肉の炊き込みご飯を想像しました。
昔の鶏飯に炊き込みご飯に近い形があったと知ると、名前から私が想像した料理もまったく見当違いだったわけではないようで面白く感じます。
現在の鶏飯の形はいつ生まれた?
現在よく知られている、具材をご飯にのせて鶏のスープをかけるスタイルの鶏飯は、奄美大島の飲食店などを通して広まっていったとされています。
昔ながらの鶏飯をもとにしながら、鶏肉や錦糸卵、しいたけなどを別々に盛り付け、スープをかけて楽しむ現在の形になっていきました。
一つの郷土料理でも、長い間ずっと同じ姿のまま残っているとは限らないんですね。
暮らしや食べ方の変化によって形を変えながら、現在では奄美大島を代表する料理として親しまれています。
鶏飯はもともとおもてなし料理だった?
鶏飯のルーツを知るうえで興味深いのが、おもてなしの料理として食べられてきたという話です。
現在では鶏肉はスーパーでも普通に購入できますが、昔は今ほど気軽に食べられる食材ではありませんでした。
その鶏を使った料理を客人に振る舞うことには、特別な意味があったと考えられます。
現在の鶏飯も、鶏肉だけでなく錦糸卵やしいたけ、薬味など、いくつもの具材を用意します。
一つひとつ準備した具材をきれいに盛り付けて食べるところにも、おもてなし料理らしさを感じますね。
なぜ奄美大島で鶏飯が食べられるようになったの?

郷土料理は、その土地の歴史や暮らしと深く結びついています。
鶏飯も、奄美大島で鶏を使った料理が客人へのもてなしなどに用いられ、時代とともに現在の食べ方へ変化していったと考えられています。
今では観光で奄美大島を訪れた人も楽しめるご当地グルメになっていますが、もともとは地域の暮らしの中から生まれた料理なんですね。
私は鹿児島県へ行ったことはありますが、奄美大島へ行ったことはありません。
鹿児島旅行で印象に残った黒豚や芋焼酎とは、また違った鹿児島の食文化です。
同じ鹿児島県でも、本土と島ではそれぞれ違った料理に出会えるところも興味深いと思います。
鶏飯は鹿児島県全体の郷土料理なの?
鶏飯は「鹿児島の郷土料理」と紹介されることがありますが、より詳しくいえば奄美大島を代表する郷土料理です。
そのため、「鹿児島へ行けばどこでも昔から鶏飯が食べられていた」と考えるより、奄美地方に根付いてきた食文化として知っておくとよいでしょう。
私自身、鹿児島県へ2泊3日で旅行したことがあるのに、鶏飯を食べた記憶がないのも不思議ではないのかもしれません。
鹿児島県は広く、地域によって名物も違います。
鹿児島市周辺を旅行するのと、奄美大島へ旅行するのとでは、出会うご当地グルメも変わってきます。
鹿児島本土と奄美大島では食文化にも違いがある
私が鹿児島を旅行したときに食べ物で印象に残ったのは黒豚でした。
そして、お酒ではとにかく芋焼酎の印象が強く残っています。
一方、今回調べている鶏飯は奄美大島を代表する料理です。
「鹿児島グルメ」と一言でいっても、黒豚、さつま揚げ、芋焼酎など鹿児島本土で馴染み深いものもあれば、奄美大島の鶏飯のように島の食文化から生まれた料理もあります。
旅行するときも、「鹿児島県で何を食べる?」だけではなく、どの地域へ行くのかによって食べたいものを調べると、より楽しめそうですね。
奄美大島で本場の鶏飯を食べてみたい
家庭でも鶏飯風の料理を作ることはできますが、発祥や歴史を知ると、やはり一度は本場の奄美大島で食べてみたくなります。
私の場合、以前の鹿児島旅行では黒豚や芋焼酎の印象が強く、鶏飯は記憶に残っていません。
今度鹿児島方面へ旅行する機会があるなら、以前とは違って「その土地ならではの料理」を先に調べてから出かけたいと思います。
特に奄美大島なら、本場の鶏飯を旅行の目的の一つにするのもよさそうです。
そして、せっかく島まで行くなら鶏飯を食べて終わりではなく、奄美大島ならではの自然や観光も楽しみたいですね。
食べたいものから旅行先を決め、その周辺にどんな観光スポットがあるのか調べていくのも、ご当地グルメ旅の楽しみ方の一つです。
鶏飯は家庭でも作れる?
奄美大島の郷土料理である鶏飯ですが、家庭でも鶏飯風に楽しむことができます。
鶏肉、卵、しいたけ、ご飯など、使われるものはスーパーで手に入りやすい食材が中心です。
特別な調理器具が必要というわけでもありません。
ただし、本場のお店で食べる鶏飯と家庭で作るものでは、スープの取り方や具材、味付けなどが異なる場合があります。
そのため、家庭で作る場合は「奄美大島の鶏飯を参考にした鶏飯風」として楽しむのもよいでしょう。
私はまだ鶏飯を作ったことも、本場で食べた記憶もありません。
だからこそ、まずは本場の味を知ってみたいという気持ちもありますが、使われている材料を見ると家庭でも挑戦しやすそうな料理だと感じます。
家庭で作る鶏飯風の基本的な材料
家庭で鶏飯風に作る場合は、次のような材料を用意します。
- ご飯
- 鶏肉
- 卵
- 干ししいたけ、またはしいたけ
- 青ねぎ
- 刻み海苔
- 柑橘類の皮などの薬味
- 鶏のスープ
このほか、漬物などを添える場合もあります。
鶏飯の面白いところは、これらを全部一緒に煮込むのではなく、それぞれの具材を準備してご飯の上に盛り付けるところです。
最後に温かい鶏のスープをかけていただきます。
鶏飯は、鶏肉を入れてご飯を炊く料理ではありません。
ご飯に鶏肉・錦糸卵・しいたけ・薬味などをのせ、最後に温かい鶏のスープをかけるのが基本的な食べ方です。
家庭で作る鶏飯風の基本的な作り方
家庭で作る場合の大まかな流れを見てみましょう。
- 鶏肉をゆでて火を通す
- 鶏肉を食べやすいように細くほぐす
- 卵を薄く焼いて錦糸卵を作る
- しいたけを食べやすく切って味付けする
- ねぎや海苔などの薬味を準備する
- 茶碗に温かいご飯を盛る
- 鶏肉、錦糸卵、しいたけなどをのせる
- 最後に温かい鶏のスープをかける
レシピによって材料や味付け、スープの作り方には違いがあります。
初めて作る場合は、参考にするレシピの分量や作り方に合わせるとよいでしょう。
一見すると具材が多くて大変そうですが、一つひとつを見ると錦糸卵を作ったり、しいたけを煮たり、鶏肉をほぐしたりと、家庭料理でも馴染みのある調理が中心です。
鶏飯で大切なのは鶏のスープ
鶏飯は具材にも目が行きますが、忘れてはいけないのがご飯にかける鶏のスープです。
ご飯と具材だけではなく、鶏のうま味が出た温かいスープをかけることで鶏飯らしい一杯になります。
家庭で作る場合も、鶏肉をゆでた汁を利用するなど、鶏のうま味を生かしたスープにするとよいでしょう。
ただし、味付けやスープの取り方はレシピによって異なります。
本場のお店では、それぞれ工夫されたスープを使っていることも考えると、同じ鶏飯でも食べる場所によって味の違いがありそうですね。
鶏飯の錦糸卵をきれいに作るには?
鶏飯を彩りよく見せてくれるのが錦糸卵です。
薄焼き卵を作って細く切れば、家庭でも用意できます。
薄焼き卵を焼いたあと、少し冷ましてから切ると扱いやすくなります。
きれいな細さにそろわなくても、家庭で食べるならそれほど神経質になる必要はありません。
黄色い卵が入るだけでも、鶏肉やしいたけとの色の違いが出て華やかになります。
普段の家庭料理でも使う錦糸卵ですが、ご飯の上にほかの具材と並べると、いつもとは少し違った料理に見えそうです。
鶏飯に柑橘類の皮を入れるのはなぜ?
鶏飯には、柑橘類の皮などを薬味として使うことがあります。
奄美では「タンカン」などの柑橘類も知られていますが、鶏飯に使われる柑橘や薬味は家庭やお店によって異なります。
少量の柑橘の皮を加えることで香りのアクセントになり、鶏のスープや具材と一緒に楽しめます。
家庭で作る場合は、参考にするレシピを確認しながら用意するとよいでしょう。
こうした薬味まで含めて本場ではどのように食べられているのか、実際に奄美大島で確かめてみたくなります。
鶏飯と「鶏めし」は同じ料理?
「鶏飯」と似た名前の料理に「鶏めし」があります。
どちらも鶏肉とご飯を使いますが、一般的には同じ料理ではありません。
| 比較 | 奄美大島の鶏飯 | 一般的な鶏めし |
|---|---|---|
| 読み方 | けいはん | とりめし |
| ご飯 | 白いご飯を使うのが代表的 | 鶏肉と一緒に炊いたり、味付けしたりするものなどがある |
| 食べ方 | 具材をのせて鶏のスープをかける | そのままご飯として食べるものが多い |
| 特徴 | 奄美大島の郷土料理 | 地域によってさまざまな鶏めしがある |
私は「鶏飯」という名前を見たとき、まさにこの鶏めしのような料理を想像していました。
ところが実際の奄美大島の鶏飯は、具材をのせてスープをかける料理です。
検索して初めて鶏飯を知った方が「思っていた料理と違う」と感じるのも、この名前が理由の一つかもしれません。
鶏飯は忙しい日の簡単ごはんにもできる?
鶏飯は家庭でも作れますが、本格的に一から具材を用意すると、それなりに手間がかかります。
鶏肉をゆでてほぐし、錦糸卵を作り、しいたけを味付けし、さらにスープも準備するからです。
そのため、「とにかく簡単に作れる料理」というよりは、いくつかの具材を準備して楽しむ料理と考えたほうがよさそうです。
一方で家庭で鶏飯風に楽しむのであれば、作り置きしてある鶏肉や錦糸卵などを活用する方法もあります。
具材を小皿に並べておき、家族がそれぞれ好きなものをご飯にのせる食べ方にすれば、食卓で選ぶ楽しさもありますね。
わが家では冬になると鍋を囲むことが多いのですが、鶏飯も具材を並べて各自で仕上げるという点では、家族で食卓を囲んで楽しめそうだと感じます。
家庭で作ってから本場と食べ比べるのも楽しそう
身近な材料で鶏飯風を作ってみれば、「本場ではどんな味なんだろう?」とさらに興味がわくかもしれません。
私はまだ鶏飯を食べた記憶がないため、家庭で作ったものと本場の味を比べることはできません。
だからこそ、できれば一度は奄美大島で食べてみたいと思います。
鶏のスープはどのくらい濃いのか、しいたけや薬味はどのくらい入っているのか、実際に食べてみないと分からないこともあります。
ご当地料理は作り方を知るだけでも面白いですが、現地で食べることで、その土地の食文化をより身近に感じられそうです。
鶏飯を食べるなら奄美大島の観光も楽しみたい
本場の鶏飯を食べることを目的に奄美大島まで行くなら、周辺の観光も一緒に楽しみたいですね。
私は以前鹿児島県へ2泊3日で旅行しましたが、奄美大島には行ったことがありません。
以前の鹿児島旅行では黒豚や芋焼酎が印象に残りましたが、次に鹿児島方面へ行くなら、前回とはまったく違う「島の食と観光」を目的にするのもよさそうです。
奄美大島には海や自然を楽しめる場所などがあり、鶏飯と組み合わせれば「食べること」そのものを旅行のきっかけにできます。
まず食べたいご当地グルメを決めて、そこから周辺にどんな観光スポットがあるのか探すと、旅行の予定も立てやすくなります。
鹿児島本土の旅行と奄美大島の旅を分けて楽しむのもよさそう
鹿児島県には黒豚やさつま揚げなどのグルメがあり、私自身も以前の旅行では黒豚が印象に残っています。
そして、お酒では芋焼酎の印象が今でも強く残っています。
一方、奄美大島へ行くなら鶏飯をはじめ、鹿児島本土とはまた違った食文化に触れられそうです。
「鹿児島県へ一度行ったから、鹿児島旅行はもう十分」と考えるのではなく、地域を変えて訪れてみると、まったく違った楽しみ方ができそうですね。
鹿児島本土へ行く旅と、鶏飯を食べに奄美大島へ行く旅。
それぞれの観光スポットを調べて、食べたいものを中心に旅行先を考えてみるのも楽しそうです。
鹿児島の鶏飯についてよくある質問

ここでは、鹿児島・奄美大島の鶏飯について気になりやすい疑問をまとめます。
Q. 鶏飯とはどんな料理ですか?
A. ご飯の上に鶏肉や錦糸卵、しいたけ、薬味などをのせ、鶏のだしを使った温かいスープをかけて食べる料理です。
鹿児島県の中でも、奄美大島を代表する郷土料理として知られています。
名前から鶏肉の炊き込みご飯を想像しやすいですが、現在よく知られている鶏飯は、具材をご飯にのせてスープをかけて食べるスタイルです。
Q. 鶏飯は何と読みますか?
A. 「けいはん」と読みます。
「とりめし」と読みたくなりますが、奄美大島の郷土料理としての鶏飯は「けいはん」です。
Q. 鶏飯には何が入っていますか?
A. 鶏肉、錦糸卵、しいたけ、ねぎ、海苔などが代表的な具材です。
このほか、柑橘類の皮などを薬味として使うこともあります。
具材や薬味は家庭やお店によって異なります。
Q. 鶏飯はお茶漬けと同じですか?
A. 食べ方は似ていますが、一般的なお茶漬けとは異なります。
鶏飯では、ご飯にさまざまな具材をのせ、鶏のうま味を生かしたスープをかけて食べます。
見た目から「具だくさんのお茶漬けのよう」と感じることはありますが、奄美大島に根付いた一つの郷土料理です。
Q. 鶏飯と鶏めしは同じですか?
A. 一般的には別の料理として考えると分かりやすいでしょう。
奄美大島の鶏飯は、白いご飯に具材をのせて鶏のスープをかけるのが特徴です。
一方、「鶏めし」と呼ばれる料理には、鶏肉と一緒にご飯を炊いたものや、味付けした鶏肉をご飯に混ぜるものなどがあります。
Q. 鶏飯の発祥はどこですか?
A. 鹿児島県の奄美大島に伝わる郷土料理です。
そのルーツには、客人をもてなすために鶏を使った料理が振る舞われていたという説などがあります。
長い歴史のある郷土料理のため、現在知られている形になるまでには変化があったと考えられています。
Q. 鶏飯は鹿児島市の名物ですか?
A. 鹿児島県の郷土料理として紹介されますが、特に奄美大島を代表する料理です。
鹿児島県は広く、地域によって食文化にも違いがあります。
本場の鶏飯を目的に旅行するなら、奄美大島に注目してみるとよいでしょう。
Q. 鶏飯は家庭でも作れますか?
A. 鶏肉や卵、しいたけなど身近な材料を使って家庭でも鶏飯風に楽しめます。
ただし、本場のお店とはスープの取り方や具材、味付けなどが異なる場合があります。
初めて作る場合は、奄美大島の鶏飯を参考にしたレシピを確認しながら作るとよいでしょう。
本場の鶏飯を食べるなら奄美大島へ
鶏飯について調べてきましたが、やはり気になるのは本場で食べる鶏飯です。
私は鹿児島県へ2泊3日で旅行したことがありますが、鶏飯を食べた記憶はありません。
当時の鹿児島グルメで印象に残っているのは黒豚で、お酒では芋焼酎の印象がとても強く残っています。
同じ鹿児島県でも、奄美大島へ行けば、以前の旅行とは違った食文化に出会えそうです。
「鹿児島へ行ったことがあるから」ではなく、今度は「本場の鶏飯を食べるために奄美大島へ行く」という旅行も面白そうですね。
鶏飯を食べたあとは奄美大島を観光したい
せっかく奄美大島まで出かけるなら、鶏飯を食べるだけで帰るのはもったいないですね。
奄美大島は島ならではの自然や景色なども旅行の楽しみになります。
私はまだ奄美大島へ行ったことがないので、「ここがおすすめだった」と自分の体験として紹介することはできません。
だからこそ実際に旅行するときには、まず鶏飯を食べてみたい場所を考え、そこから周辺にどんな観光スポットがあるのか調べてみたいです。
「何を食べたいか」から旅行先を考えて、「その近くには何があるんだろう?」と観光へ広げていくのも、ご当地グルメ旅行の楽しみ方の一つだと思います。
楽天たびノートで奄美大島の観光情報を見ながら、鶏飯と一緒に楽しめる場所を探してみるのもよいでしょう。
鹿児島旅行なら黒豚などのご当地グルメも気になる
鹿児島には、鶏飯以外にもさまざまなご当地グルメがあります。
- 黒豚料理
- さつま揚げ
- きびなご料理
- 白熊
- 鶏飯
私が以前鹿児島を旅行したときには、この中でも黒豚が印象に残りました。
一方、鶏飯については今回改めて調べたことで、「鹿児島にはこんな料理もあったんだ」と知ることになりました。
旅行したことのある場所でも、ご当地グルメを調べ直してみると、当時は知らなかった料理がいろいろ見つかりますね。
「前回は黒豚だったから、次は鶏飯」というように、食べたいものを変えて鹿児島を再訪するのも楽しそうです。
鹿児島で印象に残っている芋焼酎
食べ物とは少し離れますが、私の鹿児島旅行で今でも強く印象に残っているのが芋焼酎です。
普段の生活以上に芋焼酎を身近に感じ、「鹿児島では本当に芋焼酎が親しまれているんだな」と感じたことを覚えています。
何年たっても思い出すのですから、それだけ旅行先で触れた食文化の印象が強かったのだと思います。
鶏飯も同じように、実際に奄美大島へ行って食べれば、写真や文章で知るだけとは違った思い出になるのかもしれません。
鹿児島県は地域を変えると違った旅が楽しめそう
鹿児島県という一つの県だけを見ても、鹿児島本土と奄美大島では旅行の楽しみ方が変わります。
以前の私のように鹿児島本土を旅行するなら、黒豚などのご当地グルメが旅の思い出になるかもしれません。
一方、奄美大島を訪れるなら、鶏飯を目的の一つにして島の観光を楽しむ旅行ができます。
一度訪れた県でも、「今度は違う地域へ行ってみる」と考えると、また新しい旅行先になりますね。
鹿児島県全体でどんな観光スポットがあるのか見ながら、次に行ってみたい地域を探すのも楽しそうです。
まとめ|鹿児島の鶏飯は奄美大島を代表する郷土料理

鹿児島の鶏飯は、ご飯の上に鶏肉や錦糸卵、しいたけ、薬味などをのせ、鶏のスープをかけて食べる奄美大島の郷土料理です。
「鶏飯」と書いて「けいはん」と読み、鶏肉を一緒に炊き込む一般的な鶏めしとは食べ方が異なります。
今回紹介したポイントをまとめると、次のようになります。
- 鶏飯は「けいはん」と読む
- 奄美大島を代表する郷土料理
- 鶏肉、錦糸卵、しいたけ、薬味などをご飯にのせる
- 最後に温かい鶏のスープをかけて食べる
- お茶漬けに似て見えるが、奄美大島に根付いた一つの郷土料理
- 家庭でも鶏飯風に作ることができる
- 本場で味わうなら奄美大島への旅行も楽しみの一つ
私は鹿児島県へ2泊3日で旅行したことがありますが、そのときは黒豚と芋焼酎の印象が強く、鶏飯を食べた記憶はありません。
今回改めて鹿児島の食を調べたことで、以前の旅行では知らなかった奄美大島の食文化に興味がわきました。
家庭で鶏飯風に作ってみるのもよいですが、できることなら一度は奄美大島で本場の鶏飯を味わってみたいです。
そして次に鹿児島を訪れるなら、以前とは違う「鶏飯を食べる旅」として、奄美大島の観光も一緒に楽しんでみたいと思います。
