ウィンナーとソーセージの違いは?フランクフルトとの見分け方や皮の種類も解説
朝食やお弁当、バーベキューなどでおなじみのウィンナー。
スーパーでは「ウィンナー」「ソーセージ」「フランクフルト」など、さまざまな名前の商品が販売されています。
普段はあまり気にせず食べていますが、これらにはどのような違いがあるのでしょうか。
「ウィンナーとソーセージは同じもの?」「太いものがフランクフルト?」「皮は何でできているの?」と疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
実は、ウィンナーはソーセージの一種です。
さらに日本では、ウィンナー、フランクフルト、ボロニアソーセージの分類に、使用する腸の種類や製品の太さが関係しています。
この記事では、ウィンナーとソーセージの違いをはじめ、種類ごとの特徴、皮の秘密、赤いウィンナーとの違い、おいしい食べ方、ソーセージにまつわる海外のことわざまで詳しく紹介します。
この記事でわかること
- ウィンナーとソーセージの違い
- フランクフルトやボロニアソーセージとの違い
- ウィンナーの皮は何でできているのか
- 天然腸と人工ケーシングの違い
- 皮なしウィンナーや赤いウィンナーの特徴
- ハムやベーコンとの違い
- ウィンナーのおいしい焼き方・ゆで方
- ドイツなどに伝わるソーセージのことわざ
- ウィンナーとソーセージの違いは?結論から解説
- ウィンナー・フランクフルト・ボロニアの違いを比較
- ウィンナーの皮は何でできているの?
- 皮なしウィンナーはどうやって作られている?
- ウィンナーとフランクフルトは味も違うの?
- 赤いウィンナーと普通のウィンナーの違いは?
- 魚肉ソーセージとウィンナーは何が違う?
- ウィンナーとハム・ベーコンの違いは?
- ウィンナーの名前の由来は?どこの国の食べ物?
- ウィンナーのおいしい焼き方とゆで方
- ウィンナーはそのまま食べられる?加熱は必要?
- ウィンナーの保存方法と賞味期限の注意点
- ドイツなどに伝わるソーセージの面白いことわざ
- ウィンナーとソーセージについてよくある質問
- まとめ|ウィンナーはソーセージの一種!違いを知ると選ぶのが楽しくなる
- 参考情報
ウィンナーとソーセージの違いは?結論から解説

ウィンナーとソーセージの違いは、簡単にいうと「全体の名前」と「その中の一種類」という関係です。
ソーセージは、ひき肉などを調味し、必要に応じてケーシングと呼ばれる皮に詰め、加熱や乾燥、燻煙などの加工をした食品の総称です。
一方、ウィンナーはそのソーセージの一種で、正式には「ウインナーソーセージ」と呼ばれます。
つまり、ウィンナーはソーセージですが、すべてのソーセージがウィンナーというわけではありません。
ソーセージは大きなグループの名前
ソーセージには、ウィンナーのほかにもフランクフルト、ボロニアソーセージ、ドライソーセージなど、さまざまな種類があります。
肉の種類や加工方法、太さなどによって、味や食感が変わります。
ウィンナーはソーセージの一種類
日本で販売されているウィンナーは、朝食やお弁当などで使いやすい、比較的細い形の商品が多く見られます。
ただし、日本の分類では、単に見た目が細いかどうかだけで決まるわけではありません。
使用する腸の種類も重要なポイントになります。
まず覚えておきたいポイント
ソーセージは食品全体の名前。ウィンナー、フランクフルト、ボロニアなどは、その中の種類を表す名前です。
ウィンナー・フランクフルト・ボロニアの違いを比較
ウィンナーとフランクフルトは、太さが違うだけだと思っていませんか?
実は日本では、使用する天然腸の種類や、人工ケーシングを使用した場合の製品の太さによって分類されます。
代表的な違いを表にまとめました。
| 種類 | 使用する天然腸 | 人工ケーシングなどの場合の太さ |
|---|---|---|
| ウィンナー | 羊腸 | 20mm未満 |
| フランクフルト | 豚腸 | 20mm以上36mm未満 |
| ボロニア | 牛腸 | 36mm以上 |
※日本の食品表示基準などに基づく代表的な分類です。羊腸・豚腸・牛腸を使った製品には、太さによる区分の例外があります。
ウィンナーは羊の腸を使ったソーセージ
ウィンナーソーセージは、羊の腸を使用したもの、または一定の条件で製品の太さが20mm未満のものを指します。
羊の腸を使用している場合は、製品の太さが20mm以上であってもウィンナーソーセージに分類されます。
そのため、「ウィンナーは必ず直径20mm未満」という説明は正確ではありません。
フランクフルトは豚の腸を使ったソーセージ
フランクフルトソーセージは、豚の腸を使用したもの、または一定の条件で製品の太さが20mm以上36mm未満のものを指します。
お祭りや屋台などで見かける、串に刺さった太めのソーセージを思い浮かべる方も多いでしょう。
ただし、見た目だけで分類を確実に判断できるわけではありません。
ボロニアソーセージは太いタイプが多い
ボロニアソーセージは、牛の腸を使用したもの、または一定の条件で製品の太さが36mm以上のものを指します。
大きなソーセージを薄くスライスして、サンドイッチなどに使うこともあります。
名前の由来は、イタリアの都市ボローニャに関係しています。
ウィンナーの皮は何でできているの?

ウィンナーを食べたときの「パリッ」という食感。
この食感を生み出しているのが、ソーセージの外側を包んでいる皮です。
この皮は、専門的には「ケーシング」と呼ばれています。
天然ケーシングとは?
天然ケーシングは、主に羊、豚、牛などの腸を加工したものです。
ウィンナーには羊腸、フランクフルトには豚腸、ボロニアには牛腸が使われることがあります。
天然腸は、製品によって独特の歯ごたえや食感を楽しめるのが特徴です。
人工ケーシングとは?
人工ケーシングには、コラーゲンなどを原料としたものや、セルロースなどを使用したものがあります。
太さをそろえやすいことなどが特徴です。
ただし、人工ケーシングには食べられるものと、製造後に取り除くものがあります。
すべての人工ケーシングを食べられるわけではありません。
皮は食べても大丈夫?
一般的な市販のウィンナーは、皮ごと食べることを想定して販売されている商品が多くあります。
ただし、商品によって仕様が異なるため、パッケージの説明を確認しましょう。
皮なしウィンナーはどうやって作られている?
スーパーでは「皮なしウィンナー」という商品も見かけます。
皮がないのに、どうやってウィンナーの形を作っているのでしょうか。
皮なしタイプには、製造時にケーシングを使用し、加熱後にそのケーシングを取り除く方法で作られるものがあります。
そのため、完成した商品には、通常のウィンナーのような皮が残っていません。
皮なしタイプは、皮の歯ごたえが苦手な方にも選ばれています。
ただし、食感や原材料、製造方法は商品によって異なります。
ウィンナーとフランクフルトは味も違うの?
ウィンナーとフランクフルトでは、太さや使用するケーシングが異なることがあります。
では、味そのものにも違いがあるのでしょうか。
味は肉や香辛料によって変わる
ウィンナーとフランクフルトの分類は、基本的に使用する腸の種類や太さなどによるものです。
そのため、「ウィンナーは必ずあっさり」「フランクフルトは必ず濃厚」と決まっているわけではありません。
味の違いには、使用する肉の種類や脂肪の量、香辛料、燻煙の有無などが関係します。
太さによって食べ応えは変わる
一般的に、太いソーセージは一口の食べ応えを感じやすく、細いウィンナーは朝食やお弁当などにも使いやすい形です。
料理に合わせて使い分けるとよいでしょう。
赤いウィンナーと普通のウィンナーの違いは?

お弁当の定番といえば、赤いウィンナーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
タコの形に切った「タコさんウィンナー」は、昔から親しまれているお弁当のおかずです。
赤い色は着色によるもの
赤いウィンナーの鮮やかな色は、一般的に着色料によって付けられています。
一方、通常の茶色っぽいウィンナーは、肉の色や加工方法、燻煙などによって見た目が変わります。
ただし、商品の色だけで原材料や品質を判断することはできません。
赤いウィンナーは魚肉なの?
赤いウィンナーには、豚肉などを使用したものや、魚肉を使用した製品など、さまざまな種類があります。
赤い色だからといって、必ず魚肉ソーセージというわけではありません。
原材料が気になる場合は、パッケージの表示を確認しましょう。
魚肉ソーセージとウィンナーは何が違う?
魚肉ソーセージも、名前に「ソーセージ」が付いています。
一般的なウィンナーとの大きな違いは、主な原材料です。
| 比較項目 | ウィンナー | 魚肉ソーセージ |
|---|---|---|
| 主な原材料 | 豚肉などの畜肉 | 魚肉のすり身など |
| 食感 | 皮の歯ごたえを楽しめる商品が多い | なめらかな食感の商品が多い |
| 保存方法 | 要冷蔵の商品が多い | 常温保存できる商品もある |
魚肉ソーセージは、商品によって魚の種類や配合、保存方法が異なります。
畜肉を使ったウィンナーと同じ食品として扱わず、それぞれの表示を確認することが大切です。
ウィンナーとハム・ベーコンの違いは?
ウィンナーと同じ売り場には、ハムやベーコンも並んでいます。
これらはどれも肉を加工した食品ですが、作り方に違いがあります。
ウィンナーはひき肉などを加工する
ウィンナーは、ひき肉などに調味料や香辛料を加え、ケーシングなどに詰めて加工する食品です。
ハムは主に肉の塊を加工する
ハムは、主に豚肉などの肉の塊を塩漬けし、加熱などの加工をした食品です。
ロースハムやボンレスハムなど、使用する部位によって種類があります。
ベーコンは主に豚肉を塩漬け・燻煙する
ベーコンは、主に豚肉を塩漬けし、燻煙などの加工をした食品です。
一般的には豚バラ肉を使ったものがよく知られていますが、ほかの部位を使用した製品もあります。
つまり、ウィンナー、ハム、ベーコンは同じ食肉加工品の仲間でも、原料の形や加工方法が異なるのです。
ウィンナーの名前の由来は?どこの国の食べ物?
ウィンナーという名前は、オーストリアの首都ウィーンに由来します。
英語では「Vienna sausage(ウィーンのソーセージ)」という表現があります。
一方、フランクフルトはドイツの都市フランクフルト、ボロニアはイタリアのボローニャに名前の由来があります。
ただし、各地の伝統的なソーセージと、日本で使われている商品分類は、必ずしも完全に一致するわけではありません。
日本では、食品表示に関する基準に沿って、ウィンナーやフランクフルトなどの名称が使われています。
ウィンナーのおいしい焼き方とゆで方
ウィンナーは、そのまま焼いたり、ゆでたり、料理に加えたりと、さまざまな食べ方ができます。
ここでは、家庭で試しやすい調理方法を紹介します。
フライパンで焼く方法
フライパンで焼くと、表面の香ばしさを楽しめます。
- フライパンにウィンナーを並べます。
- 必要に応じて少量の油を加えます。
- 弱火から中火で転がしながら加熱します。
- 表面が温まり、好みの焼き色になったら完成です。
強火で長時間焼くと皮が破れたり、焦げたりすることがあるため、火加減に注意しましょう。
お湯でゆでる方法
ゆでる方法は、ウィンナーを温めながら、皮の食感を楽しみたいときに向いています。
- 鍋にお湯を沸かします。
- 火加減を調整し、ウィンナーを入れます。
- 商品の表示に従って加熱します。
- 温まったら取り出して完成です。
加熱時間は商品の大きさや加熱状態によって異なります。
生ソーセージなど加熱が必要な商品は、中心部まで十分に火を通してください。
焼く前に切り込みを入れたほうがいい?
お弁当用のタコさんウィンナーなどは、切り込みを入れて焼くと形が開きます。
一方、皮のパリッとした食感を楽しみたい場合は、切り込みを入れずに調理する方法もあります。
どちらがよいかは、料理や好みによって選びましょう。
ウィンナーはそのまま食べられる?加熱は必要?
市販のウィンナーには、製造時に加熱されている商品があります。
そのような商品では、パッケージに「加熱食肉製品」などと表示されている場合があります。
ただし、すべてのソーセージがそのまま食べられるわけではありません。
生ソーセージや加熱が必要な商品もあります。
食べる前には、必ずパッケージの保存方法や調理方法を確認しましょう。
ウィンナーの保存方法と賞味期限の注意点
ウィンナーは保存がきくイメージがありますが、商品によって保存条件が異なります。
未開封なら表示された保存方法を守る
要冷蔵の商品は、表示された温度で冷蔵保存しましょう。
賞味期限は、一般的に未開封で表示どおりに保存した場合の目安です。
開封後は早めに食べる
開封後は、未開封時と同じ保存条件とは限りません。
パッケージの案内に従い、できるだけ早めに食べましょう。
冷凍保存できる?
商品によっては冷凍保存できるものもありますが、冷凍によって食感が変わる場合があります。
冷凍や解凍の方法は、メーカーの案内を確認すると安心です。
ドイツなどに伝わるソーセージの面白いことわざ
ソーセージは、ヨーロッパでも長く親しまれてきた食品です。
特にドイツでは、ソーセージが日常生活に身近な存在であることから、ことわざや慣用表現にも登場します。
「それは私にはソーセージだ」
ドイツ語には「Das ist mir Wurst.」という表現があります。
直訳すると「それは私にはソーセージだ」という意味ですが、実際には「どちらでもいい」「気にしない」といった意味で使われます。
日本語にすると少し不思議な表現ですが、ソーセージが身近な食べ物だからこその言い回しですね。
「ソーセージを投げてベーコンを得る」
ドイツ語には「Mit der Wurst nach dem Schinken werfen.」ということわざがあります。
直訳すると「ソーセージを投げてハムを得る」という意味です。
小さなものを差し出して、より大きな利益を得ようとすることを表します。
日本語の「エビで鯛を釣る」に近い表現として紹介されることがあります。
「法律とソーセージの作り方は見ないほうがいい」
法律とソーセージの製造過程を結び付けた有名な言い回しもあります。
これは、出来上がったものは立派でも、作られる過程は必ずしも美しいものではない、という意味で使われる表現です。
政治家ビスマルクの言葉として紹介されることがありますが、本人が実際に述べたかどうかは確かではなく、出典には注意が必要です。
「ソーセージの中身は肉屋と神様だけが知っている」
ソーセージの中身に関する言い回しも、ヨーロッパのことわざとして紹介されることがあります。
外側から見ただけでは中身が分からない、というたとえとして理解できます。
ただし、正確な原文や出典が一定しないため、古くから広く定着したことわざと断定することは避けたほうがよいでしょう。
現在の市販ソーセージでは、原材料や添加物などの表示を確認することができます。
ウィンナーとソーセージについてよくある質問
Q1.ウィンナーとソーセージは同じものですか?
ウィンナーはソーセージの一種です。ソーセージという大きな分類の中に、ウィンナーやフランクフルトなどがあります。
Q2.ウィンナーとフランクフルトの違いは何ですか?
日本では、使用する天然腸の種類や、人工ケーシングなどを使用した場合の太さによって分類されます。
Q3.ウィンナーは何mmまでですか?
羊腸を使用したもの、または一定の条件で太さ20mm未満のものがウィンナーソーセージに分類されます。羊腸を使用している場合は、20mm以上でもウィンナーに分類されます。
Q4.フランクフルトは何mmからですか?
豚腸を使用したもの、または一定の条件で太さ20mm以上36mm未満のものがフランクフルトソーセージに分類されます。
Q5.ボロニアソーセージとは何ですか?
牛腸を使用したもの、または一定の条件で太さ36mm以上のものを指すソーセージです。
Q6.ウィンナーの皮は羊の腸ですか?
羊腸を使用したものがありますが、人工ケーシングを使用した商品もあります。
Q7.皮なしウィンナーはどうやって作るのですか?
製造時にケーシングを使い、加熱後に取り除く方法などで作られます。商品によって製法は異なります。
Q8.赤いウィンナーは普通のウィンナーと何が違いますか?
赤いウィンナーは、一般的に着色料によって赤い色が付けられています。原材料や味付けは商品によって異なります。
Q9.ウィンナーと魚肉ソーセージの違いは何ですか?
主な原材料が異なります。一般的なウィンナーには豚肉などの畜肉が使われ、魚肉ソーセージには魚肉のすり身などが使われます。
Q10.ウィンナーは焼くのとゆでるのとどちらがおいしいですか?
好みによります。焼くと香ばしさを楽しめ、ゆでると皮の食感を楽しみやすい場合があります。
Q11.ウィンナーは加熱しなくても食べられますか?
加熱済みの商品にはそのまま食べられるものもありますが、加熱が必要な商品もあります。必ず表示を確認してください。
Q12.ウィンナーとハムは何が違いますか?
ウィンナーはひき肉などを加工して作る食品で、ハムは主に肉の塊を塩漬けして加工する食品です。
まとめ|ウィンナーはソーセージの一種!違いを知ると選ぶのが楽しくなる
今回は、ウィンナーとソーセージの違いについて紹介しました。
普段は同じように使っている名前でも、実はそれぞれに意味があります。
ウィンナーはソーセージの一種で、日本では使用する腸の種類や製品の太さによって、フランクフルトやボロニアソーセージなどと分類されています。
この記事のまとめ
- ソーセージは、ひき肉などを加工した食品の総称
- ウィンナーはソーセージの一種
- 羊腸を使ったものはウィンナーに分類される
- 豚腸を使ったものはフランクフルトに分類される
- 牛腸を使ったものはボロニアに分類される
- 人工ケーシングなどの場合は、製品の太さも分類基準になる
- 皮なしウィンナーや赤いウィンナーにもさまざまな種類がある
- ウィンナーとハム・ベーコンは製法が異なる
- ソーセージは海外のことわざにも登場する身近な食品
次にスーパーでウィンナーやフランクフルトを選ぶときは、商品名だけでなく、原材料やケーシングの種類にも注目してみてください。
いつも食べているソーセージにも、新しい発見があるかもしれませんね。
参考情報
- 農林水産省|誰かに話したくなる お肉の豆知識
- e-Gov法令検索|食品表示基準
- 日本ハム|ソーセージとウインナーの違い
- 日本ハム|ソーセージの皮は何でできているのですか
- 日本ハム・ソーセージ工業協同組合|ハムソベの種類

