お雑煮の餅は焼く?煮る?入れるタイミングと地域による違いを紹介

お正月のお雑煮を作るとき、「餅は焼いてから入れるの?それともそのまま煮るの?」と迷うことはありませんか?
実家では焼いていたけれど、結婚したら相手の家では煮ていた、ということもあるかもしれません。
結論からいうと、お雑煮の餅は焼いても煮ても大丈夫です。
どちらが正解というものではなく、地域や家庭によってお雑煮の作り方は異なります。
わが家は京都府北部なので、お正月のお雑煮は白みそ仕立てです。
餅は丸餅を使い、焼かずにそのまま煮てやわらかくして食べています。
ずっとこの食べ方なので、私にとっては「お正月のお雑煮といえば白みそに丸餅」という感じです。
一方で、餅をこんがり焼いてから、すまし汁のお雑煮に入れる家庭もあります。
この記事では、お雑煮の餅は焼くのか煮るのか、それぞれの違いや入れるタイミング、丸餅・角餅など地域による違いについて紹介します。
- お雑煮の餅は焼く?煮る?どっちが正解?
- お雑煮の餅を焼いてから入れる場合
- お雑煮の餅を焼かずに煮る場合
- 白みそのお雑煮なら餅は焼かない?
- 焼くか煮るか迷ったら好みで決めてもOK
- お雑煮の餅を入れるタイミングはいつ?
- 餅を焼いてから入れる場合のタイミング
- 餅を焼かずに煮る場合はいつ入れる?
- お雑煮の餅が溶けるのを防ぐには?
- 餅が鍋底にくっつくときはどうする?
- お雑煮を作り置きするときは餅を入れっぱなしにしない
- 餅を電子レンジでやわらかくしてから入れてもいい?
- お雑煮の餅は食べる直前に仕上げると失敗しにくい
- お雑煮は地域によって餅や味付けが違う
- お雑煮の餅は丸餅と角餅のどちらを使う?
- 丸餅は焼かずに煮るの?
- 角餅は焼いてからお雑煮に入れる?
- 京都のお雑煮は白みそと丸餅が有名
- 白みそとすまし汁ではお雑煮の印象も変わる
- お雑煮は具材にも地域差がある
- 実家と結婚後でお雑煮が違うことも珍しくない
- 地域の違いを知るとお雑煮はもっとおもしろい
- お雑煮の餅についてよくある質問
- お雑煮の餅は焼く・煮るのどちらでもOK
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お雑煮の餅は焼く?煮る?どっちが正解?
お雑煮の餅は、焼いてから入れる方法と、焼かずに煮る方法があります。
「お雑煮の餅はこうしなければいけない」という全国共通の決まりがあるわけではありません。
地域による違いだけでなく、同じ地域でも家庭によって作り方が違うことがあります。
| 餅の入れ方 | 特徴 |
|---|---|
| 焼いてから入れる | 香ばしさが出やすく、餅の表面の食感も楽しめる |
| 焼かずに煮る | やわらかくなり、汁となじみやすい |
| 別の鍋で煮てから入れる | 雑煮の汁が濁ったり、とろみがついたりするのを抑えやすい |
どの方法が一番おいしいかというより、食べ慣れたお雑煮や、好みの食感に合わせて選ぶとよいでしょう。
お雑煮の餅を焼いてから入れる場合

餅を焼いてからお雑煮に入れると、表面に焼き色がつき、香ばしさを楽しめます。
オーブントースターなどで餅を焼き、食べる直前にお椀へ入れて、その上から汁や具材を盛りつける方法もあります。
焼いた餅をお雑煮の汁に入れて、少し煮てから食べる方法もあります。
どのくらい汁になじませるかは好みで調整できます。
焼いた餅は香ばしさを楽しみやすい
餅を焼くメリットのひとつは、焼いた部分の香ばしさを楽しめることです。
外側に焼き色をつければ、やわらかく煮た餅とは違った食感になります。
お雑煮の汁に入れても、最初は焼いた表面の風味が残りやすいので、香ばしい餅が好きな方に向いています。
汁の中で餅が溶けすぎるのを防ぎやすい
餅を最初から汁の中で長く煮ていると、やわらかくなりすぎて形が崩れたり、餅のでんぷんによって汁にとろみがついたりすることがあります。
焼いた餅を食べる直前に入れる方法なら、餅を鍋の中で長時間煮なくてすみます。
お雑煮の汁をなるべくすっきり仕上げたいときにも取り入れやすい方法です。
お雑煮の餅を焼かずに煮る場合

餅を焼かず、そのまま煮てやわらかくする方法もあります。
煮た餅は全体がやわらかくなり、汁となじみやすいのが特徴です。
わが家のお雑煮もこちらのタイプです。
白みそのお雑煮に丸餅を入れ、焼かずにやわらかくして食べています。
焼き目の香ばしさを楽しむというより、やわらかくなった丸餅と白みその汁を一緒に食べるのが、昔から慣れ親しんだお雑煮です。
餅を煮るとやわらかく仕上がる
餅を汁の中で煮ると、全体がやわらかくなります。
ただし、長く煮すぎると餅が溶けて鍋底についたり、形がなくなったりすることがあります。
餅の種類や大きさ、火加減によってやわらかくなるまでの時間は変わるため、「必ず○分」と決めるより、餅の状態を見ながら加熱するのがおすすめです。
餅を別の鍋で煮る方法もある
「煮た餅が好きだけれど、お雑煮の汁が濁るのは避けたい」という場合は、餅だけを別の鍋で煮る方法もあります。
やわらかくした餅をお椀に入れてから、別に作ったお雑煮の汁と具材を加えれば、餅を煮込む時間を調整しやすくなります。
お雑煮の鍋に直接入れるか、別に煮るかについても、好みや家庭の作り方で選べばよいでしょう。
白みそのお雑煮なら餅は焼かない?
白みそ仕立てのお雑煮では、丸餅を焼かずに煮る食べ方が知られています。
ただし、「白みそのお雑煮なら必ず丸餅を焼かずに入れる」と決めつける必要はありません。
同じ京都府内でも地域や家庭によって具材や作り方が違うことがあります。
わが家の場合は、京都府北部で白みそ仕立て、丸餅、焼かずに煮るという作り方です。
私にとっては昔から普通のお雑煮ですが、ほかの地域のお雑煮を見ると、すまし汁だったり、角餅を使っていたり、餅を焼いてから入れたりと本当にさまざまです。
お雑煮は「どちらが正しいか」を決める料理というより、その土地や家庭の味が出やすいお正月料理なのだと思います。
焼くか煮るか迷ったら好みで決めてもOK
実家のお雑煮の作り方が分からない、初めて自分でお雑煮を作るという場合は、好みの食感から決めてもいいでしょう。
- 香ばしい餅が好きなら焼いてから入れる
- やわらかく汁となじんだ餅が好きなら煮る
- 汁を濁らせたくないなら餅を別に焼く、または別鍋で煮る
お雑煮は家庭によって作り方が違うので、「焼くのが正解」「煮るのが正解」と考える必要はありません。
まずは食べたい仕上がりに合わせて作り、そこから自分の家のお雑煮にしていくのもいいですね。
お雑煮の餅を入れるタイミングはいつ?
お雑煮の餅を焼くか煮るか決めたら、次に迷うのが「餅はいつ入れればいいの?」ということではないでしょうか。
餅を入れるタイミングは、焼いてから入れる場合と、汁の中で煮る場合で変わります。
基本的には、お雑煮の汁や火の通りにくい具材を先に準備し、餅は仕上げに近いタイミングで入れると作りやすいです。
餅を最初から長時間煮続けると、やわらかくなりすぎたり、溶けて汁にとろみがついたりすることがあります。
焼いた餅なら食べる直前に合わせ、煮る餅ならほかの具材に火が通ってから加えるなど、作り方に合わせて調整しましょう。
餅を焼いてから入れる場合のタイミング
餅を焼いてお雑煮に入れる場合は、お雑煮の汁と具材を先に仕上げておくとスムーズです。
餅を焼き、お椀に入れてから熱い汁と具材を盛りつければ、焼いた餅の香ばしさを楽しみやすくなります。
もう少し汁となじませたい場合は、焼いた餅を仕上げに鍋へ入れて軽く温める方法もあります。
焼いた餅を鍋の中に長く入れておくと、次第にやわらかくなっていくので、好みの状態で食べるとよいでしょう。
焼いた餅をお椀に直接入れる方法
お雑煮の汁をなるべく濁らせたくない場合は、焼いた餅をお椀に入れ、そこへ汁を注ぐ方法が分かりやすいです。
この方法なら餅を汁の中で煮込まないため、焼き目も残りやすくなります。
家族によって「餅はやわらかめが好き」「焼いた食感を残したい」など好みが違う場合にも調整しやすいですね。
餅を焼かずに煮る場合はいつ入れる?
餅を焼かずにお雑煮の汁で煮る場合は、汁とほかの具材をある程度仕上げてから餅を加えると作りやすいです。
大根やにんじんなど火が通るまでに時間がかかる具材と、餅を最初から一緒に煮始める必要はありません。
先に野菜などを煮て、火が通ってから餅を入れ、好みのやわらかさになるまで加熱します。
餅は商品や大きさ、厚さによってやわらかくなるまでの時間が異なります。
「○分煮れば必ず大丈夫」と考えるより、箸などで状態を確認しながら仕上げましょう。
白みそ雑煮も餅を煮すぎないようにする
わが家では、白みそ仕立てのお雑煮に丸餅を焼かずに入れています。
やわらかくなった丸餅と白みその組み合わせが、昔から食べ慣れたお正月の味です。
ただ、餅を長く煮すぎると形が崩れてしまうことがあります。
そのため、餅を煮る場合でも、鍋に入れたまま必要以上に加熱し続けないことがポイントです。
白みそ自体も風味を楽しみたいので、具材を煮る工程と、白みそを溶いて仕上げる工程を分けると作りやすいでしょう。
お雑煮の餅が溶けるのを防ぐには?
お雑煮を作っていて困りやすいのが、餅がやわらかくなりすぎて形がなくなってしまうことです。
とろっとした餅が好きならそれもおいしいですが、「丸い形を残したかったのに溶けてしまった」ということもあります。
餅が溶けすぎるのを防ぎたい場合は、次のような方法があります。
- 餅を最初から入れない
- ほかの具材に火が通ってから餅を加える
- 餅がやわらかくなったら加熱しすぎない
- 焼いた餅を食べる直前に加える
- 餅だけ別の鍋で煮てからお椀に入れる
特に家族分のお雑煮を大きな鍋で作る場合は、食べるまで餅を鍋に入れっぱなしにすると、どんどんやわらかくなります。
食べる分だけその都度加える方法もあります。
餅が鍋底にくっつくときはどうする?
餅を直接煮ていると、やわらかくなった餅が鍋底にくっつくことがあります。
特に餅を入れてから長く加熱したり、火加減が強かったりすると、鍋底につきやすくなることがあります。
餅を入れたあとは鍋の様子を見ながら加熱し、必要に応じてやさしく動かしましょう。
ただし、やわらかくなった餅を強く混ぜると形が崩れてしまいます。
くっつくのが気になる場合は、餅だけ別の鍋で煮て、お椀に移してからお雑煮の汁を注ぐ方法も便利です。
お雑煮を作り置きするときは餅を入れっぱなしにしない

お雑煮を多めに作って、あとでもう一度食べたいこともありますよね。
そんな場合は、餅を入れたまま長く置いておくより、汁や具材と餅を分けておくほうが扱いやすいです。
餅を汁に入れたままにすると、水分を吸ってやわらかくなりすぎたり、形が崩れたりすることがあります。
食べる分の餅だけその都度用意し、温めたお雑煮と合わせる方法なら、餅の食感も調整しやすくなります。
また、お雑煮を保存する場合は「冬だから大丈夫」と室温に長時間置いたままにせず、粗熱を適切に取り、早めに冷蔵するなど衛生面にも注意しましょう。
餅を電子レンジでやわらかくしてから入れてもいい?
お雑煮を手早く作りたいときは、餅を電子レンジでやわらかくしてから汁に加える方法もあります。
ただし、餅は加熱しすぎると急にふくらんだり、やわらかくなりすぎたりすることがあります。
電子レンジを使う場合は、餅の商品の表示や電子レンジの取扱説明書を確認し、様子を見ながら加熱してください。
加熱直後の餅や容器は熱くなっていることがあるので、やけどにも注意しましょう。
お雑煮の餅は食べる直前に仕上げると失敗しにくい
お雑煮の餅を入れるタイミングに迷ったら、「餅は仕上げに近いタイミング」と覚えておくと分かりやすいです。
焼く場合は、汁や具材を先に作ってから餅を焼いて合わせる。
煮る場合は、火の通りにくい具材を先に煮てから餅を加える。
こうすれば、餅だけがやわらかくなりすぎるのを防ぎやすくなります。
わが家の白みそ雑煮のように丸餅を焼かずに煮る場合でも、最初からずっと餅を煮続ける必要はありません。
焼くか煮るかだけでなく、自分が好きな餅のやわらかさから逆算して入れるタイミングを決めると、お雑煮を作りやすくなります。
お雑煮は地域によって餅や味付けが違う
お雑煮は、地域によって使う餅の形や味付け、具材などに違いがあります。
丸餅を使う地域もあれば角餅を使う地域もあり、餅を焼いてから入れる家庭もあれば、焼かずに煮る家庭もあります。
さらに、すまし汁のお雑煮だけでなく、白みそ仕立てのお雑煮などもあります。
ただし、お雑煮は同じ都道府県内でも地域や家庭によって違うことがあります。
「この地域なら必ずこのお雑煮」と考えるより、地域ごとに見られる傾向のひとつとして楽しむとよいでしょう。
お雑煮の餅は丸餅と角餅のどちらを使う?
お雑煮に使われる餅は、大きく分けると丸餅と角餅があります。
一般的には、西日本では丸餅、東日本では角餅を使う地域が多いとされています。
ただし、地域の境目がきれいに分かれているわけではなく、同じ地域でも家庭によって異なる場合があります。
| 餅の種類 | 見られやすい地域・特徴 |
|---|---|
| 丸餅 | 西日本を中心に見られ、煮て食べるお雑煮も多い |
| 角餅 | 東日本を中心に見られ、焼いてから入れるお雑煮も多い |
この違いには餅の作り方や地域の食文化などが関係していると考えられています。
現在ではスーパーなどで丸餅・角餅のどちらも手に入ることがあるため、住んでいる地域だけでなく、実家から受け継いだ作り方や家族の好みで選んでいる家庭もあるでしょう。
丸餅は焼かずに煮るの?

丸餅を使うお雑煮では、餅を焼かずに煮る食べ方が見られます。
特に白みそ仕立てのお雑煮では、やわらかく煮た丸餅を合わせる食べ方があります。
わが家もこのタイプで、丸餅は焼かずに煮ています。
白みそのやさしい甘みのある汁に、やわらかくなった丸餅を合わせるのが、昔から食べ慣れているお雑煮です。
ただし、丸餅だから必ず煮るというわけではありません。
丸餅を焼いてお雑煮に入れる家庭もあるため、餅の形だけで焼く・煮るを決める必要はありません。
角餅は焼いてからお雑煮に入れる?

角餅を使うお雑煮では、焼いてから汁に入れる食べ方がよく知られています。
餅をこんがり焼いてからお椀に入れ、すまし汁と具材を合わせると、餅の香ばしさを楽しめます。
一方で、角餅を焼かずに煮る食べ方もあります。
そのため、「角餅=必ず焼く」「丸餅=必ず煮る」と覚えるより、地域や家庭によっていろいろな食べ方があると考えるほうが分かりやすいでしょう。
京都のお雑煮は白みそと丸餅が有名

京都のお雑煮といえば、白みそ仕立てに丸餅を合わせるお雑煮がよく知られています。
丸餅は焼かずに煮て、やわらかくして食べるスタイルがあります。
わが家も一応京都の端くれなので、お雑煮は白みそです。
使うのは丸餅で、焼いてから入れるのではなく、そのまま煮ています。
子どものころからこのお雑煮に慣れていると、白みその味とやわらかい丸餅の組み合わせに「お正月が来たな」と感じます。
ただし、京都府は南北に長く、地域や家庭によってお雑煮の作り方が違うこともあります。
ここで紹介しているのは、京都府北部に住むわが家の食べ方の一例です。
白みそとすまし汁ではお雑煮の印象も変わる

お雑煮は、餅の形だけでなく汁の味付けによっても大きく印象が変わります。
代表的なものとして、白みそ仕立てとすまし汁仕立てがあります。
| 味付け | 特徴 |
|---|---|
| 白みそ仕立て | 白みその甘みとコクがあり、丸餅を合わせる地域もある |
| すまし汁仕立て | だしを生かしたすっきりした味わいで、焼いた餅を合わせる食べ方もある |
同じ餅でも、白みそに入れるのと、すまし汁に入れるのとでは味わいがかなり変わります。
結婚や引っ越しなどをきっかけに、それまで食べたことのなかったお雑煮を知ることもありそうですね。
お雑煮は具材にも地域差がある
お雑煮の違いは餅と汁だけではありません。
大根、にんじん、里芋、青菜、鶏肉、魚介類など、使われる具材にも地域や家庭の特色が出ます。
具だくさんのお雑煮もあれば、餅と少ない具材だけでシンプルに仕上げるお雑煮もあります。
お正月料理というと「正式な具材をそろえないといけないのでは?」と思うかもしれませんが、家庭で食べるなら、家族が食べ慣れている具材を使ってもよいでしょう。
初めてお雑煮を作る場合も、まずは餅と汁を決めて、そこへ大根やにんじん、鶏肉など好みの具材を合わせると作りやすいです。
実家と結婚後でお雑煮が違うことも珍しくない
お雑煮は家庭の味が出やすい料理なので、結婚して初めて「お雑煮って家によってこんなに違うんだ」と気づくこともあります。
餅が丸いか四角いか、焼くか煮るかだけでなく、汁の味や具材まで違うことがあります。
どちらか一方が正しいということではありません。
実家のお雑煮を作る年があってもいいですし、夫婦それぞれの実家の作り方を取り入れて、今の家庭のお雑煮にしていくのもいいでしょう。
地域の違いを知るとお雑煮はもっとおもしろい
お雑煮は「お正月に餅を食べる料理」とひとことで言っても、実際にはさまざまな食べ方があります。
- 丸餅を焼かずに煮る
- 角餅を焼いてから入れる
- 丸餅を焼いて入れる
- 角餅を煮て入れる
- 白みそで仕立てる
- すまし汁で仕立てる
さらに具材まで加えると、組み合わせはたくさんあります。
普段食べているお雑煮が、別の地域の人から見ると珍しいこともあるでしょう。
わが家では白みそに焼かない丸餅が当たり前ですが、それも数あるお雑煮のひとつです。
「餅は焼くもの」「餅は煮るもの」と決めつけず、地域や家庭によって受け継がれてきた違いも含めて楽しむのが、お雑煮のおもしろさですね。
お雑煮の餅についてよくある質問

お雑煮の餅は、焼くか煮るか以外にも「何個入れる?」「前日に準備してもいい?」など、作るときに迷うことがあります。
ここでは、お雑煮の餅について気になりやすい疑問をまとめました。
Q1.お雑煮の餅は何個入れる?
お雑煮に入れる餅の数に、決まったルールはありません。
1個で十分な人もいれば、2個以上食べる人もいるでしょう。
餅の大きさにも違いがあるため、個数だけでなく、ほかのおせち料理などをどのくらい食べるのかも考えて調整するとよいでしょう。
最初は少なめにして、足りなければ追加する方法でもいいですね。
Q2.お雑煮の餅は最初から入れてもいい?
餅を最初から入れて作ることもできますが、長時間煮るとやわらかくなりすぎたり、形が崩れたりすることがあります。
大根やにんじんなど火の通りにくい具材を使う場合は、先に具材を煮てから、仕上げに近いタイミングで餅を加えると作りやすいです。
焼いた餅を使う場合は、汁や具材を仕上げてから合わせる方法もあります。
Q3.お雑煮の餅は焼いてから煮てもいい?
焼いた餅をお雑煮の汁に入れて、少し煮ても大丈夫です。
焼いた香ばしさを残したいなら食べる直前に入れ、汁をしっかりなじませたいなら少し煮るなど、好みで調整できます。
ただし、焼いた餅でも長く煮ればやわらかくなっていくので、餅の状態を見ながら仕上げましょう。
Q4.丸餅は焼いてはいけない?
丸餅を焼いてはいけないという決まりはありません。
丸餅を焼かずに煮る地域や家庭もありますが、焼いて食べることもできます。
わが家では白みそのお雑煮に丸餅を焼かずに入れますが、これはあくまでわが家で昔から食べている作り方です。
丸餅か角餅かだけで焼き方を決めず、家庭の習慣や好みに合わせてください。
Q5.お雑煮は前日に作ってもいい?
お正月の朝を楽にするため、お雑煮の下ごしらえを前日にしておきたいこともありますよね。
具材の下ごしらえや汁の準備など、前日にできることもあります。
ただし、使用する食材によって適した保存方法は異なります。調理したものを保存する場合は室温に長時間置いたままにせず、適切に冷まして冷蔵するなど衛生面にも注意しましょう。
餅は汁の中に長時間入れておくと水分を吸って食感が変わりやすいため、食べるときに加えるほうが仕上がりを調整しやすいです。
Q6.残ったお雑煮は翌日も食べられる?
残ったお雑煮を翌日に食べられるかどうかは、使った食材や調理後の扱い、保存状態などによって変わります。
「冬だから一晩くらい常温でも大丈夫」と判断せず、残す場合は適切に冷まして冷蔵するなど、安全に保存することが大切です。
また、保存していたから必ず安全とは限りません。
食べる前に状態を確認し、においや見た目などに異変がある場合は食べないようにしましょう。
Q7.固くなった餅をお雑煮に入れてもいい?
市販の切り餅など、保存状態に問題がなく、食べられる状態の餅であれば、お雑煮に使えます。
焼いたり煮たりしてやわらかくしてから食べましょう。
ただし、餅にカビが見られるなど異変がある場合は、カビの部分だけを削って食べるのではなく、食べないほうが安全です。
市販の餅は、パッケージに表示されている保存方法や賞味期限なども確認してください。
Q8.子どものお雑煮にも餅を入れていい?
餅は粘りが強く、のどに詰まらせる危険があります。
特に小さな子どもは、年齢や食べる力によって餅を安全に食べられるかどうかが異なります。
「お正月だから餅を食べさせたい」と無理をせず、その子が安全に食べられるかを優先しましょう。
餅を食べる場合も、小さくする、落ち着いて少しずつ食べる、食べている間は大人がそばで見守るなど十分な注意が必要です。
Q9.高齢者がお雑煮を食べるときに注意することは?
高齢者も、噛む力や飲み込む力が低下している場合は、餅をのどに詰まらせる危険があります。
餅を小さく切れば必ず安全になるというわけではないため、その人の噛む力・飲み込む力に合わせて、餅を食べるかどうかを判断することが大切です。
家族みんながお雑煮を食べる場合でも、全員が同じ大きさ・同じ量の餅を食べる必要はありません。
Q10.お雑煮は白みそとすまし汁のどちらが正しい?
どちらもお雑煮です。
お雑煮は地域によって味付けが異なり、白みそ仕立てが親しまれている地域もあれば、すまし汁仕立てが一般的な地域もあります。
わが家では京都府北部で暮らしていて、白みそに丸餅を入れ、餅は焼かずに煮ています。
自分が育った家庭の味を作ってもいいですし、別の地域のお雑煮を試してみるのも楽しそうですね。
お雑煮の餅は焼く・煮るのどちらでもOK

お雑煮の餅は、焼いてから入れても、焼かずに煮ても大丈夫です。
焼いた餅なら香ばしさを楽しみやすく、煮た餅なら全体がやわらかくなって汁となじみやすくなります。
お雑煮の作り方は地域や家庭によって異なるため、「餅は絶対に焼かなければいけない」「丸餅は必ず煮なければいけない」というものではありません。
| 迷ったとき | おすすめの方法 |
|---|---|
| 香ばしい餅が好き | 焼いてから入れる |
| やわらかい餅が好き | 焼かずに煮る |
| 汁を濁らせたくない | 餅を別に焼く、または別鍋で煮る |
| 餅が溶けるのが心配 | 仕上げに近いタイミングで入れる |
| 家族で好みが違う | 餅を別に用意して食べるときに合わせる |
わが家のお雑煮は、白みそに丸餅を入れ、焼かずに煮るスタイルです。
京都府北部に住んでいる私にとっては昔から慣れ親しんだお雑煮ですが、全国を見ると餅の形も汁の味もさまざまです。
初めてお雑煮を作る方は、まず「焼いた香ばしい餅が好きか」「煮たやわらかい餅が好きか」で選んでもいいでしょう。
地域の食べ方を知りつつ、自分や家族がおいしいと思えるお雑煮にするのが一番ですね。
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