大きなイボのゴーヤと小さなイボのゴーヤ、どちらがおすすめ?実際に試食してわかった驚きの結果!
ゴーヤにはイボが小さく密なものと、大きくて目立つものがあります。この二つのタイプを比較して、それぞれの味や食感の違いを検証してみました。
大きなイボのゴーヤは本当に苦みが少ないのでしょうか?
通常、小さなイボのゴーヤは未熟で苦味が強く、大きなイボのものは成熟して苦みが少ないと言われています。
しかし、実際に苦みに差があるのかを確かめるため、実際に試食してみることにしました。
まずは、大きなイボのゴーヤから試してみます。手に取ってみると、その大きなイボがよく分かります。半分にカットすると、種や綿の周りが空洞になっているのが確認できます。
種と綿を取り除いた後、半月切りにして生で食べてみると、ゴーヤ特有の風味と適度な苦みが感じられ、食感は少し水分が多めでしたが、味は良かったです。
次に、小さなイボのゴーヤを試食します。こちらも半分にカットしてみると、種周りがぎっしりと詰まっており、新鮮さが感じられます。半月切りにして食べてみると、しっかりとしたゴーヤの風味と強い苦みがあり、食感もぎゅっと詰まっており、一味違った美味しさが楽しめました。
両方のゴーヤを食べ比べてみた結果
イボが大きいゴーヤは苦みが少し少なかったですが、この差は非常に微細で、食べ比べてみないとわかりにくいものでした。
思いのほか、はっきりとした違いは見られず、もし苦味を点数で表すなら、小さなイボのが5点満点中5点で、大きなイボのゴーヤは4.8点となります。
続いて、両者をフライパンで炒めて比較してみました。大きなイボのゴーヤを炒めると、その風味が増し、甘みが際立ち、苦みはほぼ感じられなくなり、食感も柔らかくなりました。
一方、小さなイボのゴーヤを炒めた場合、こちらも風味と甘みが増すものの、味わいはより濃厚です。苦みはほとんどありませんが、食感はやはり柔らかいです。
炒めた後の比較では、苦みはどちらも減少しており、顕著な違いはありませんでしたが、小さなイボのゴーヤの方が濃厚な味わいで好まれるかもしれません。苦味に関して点数をつけると、小さなイボのゴーヤが満点近くの5点、大きなイボのゴーヤは4.8点です。
生で食べる場合、大きなイボのゴーヤは若干苦みが少なく、苦味が苦手な人には向いているでしょう。しかし、炒めると苦みが減るため、小さなイボのゴーヤの方が風味や甘みがやや強く、おすすめです。
それでも、どちらもそれほど大きな味の差はないため、手に入るゴーヤでどちらを選んでも問題ないと言えます。