梅干し干したあとにやるべきこと全まとめ!失敗しない秘訣5選 | ちらほら食べ物ブログ

梅干し干したあとにやるべきこと全まとめ!失敗しない秘訣5選

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梅雨が明け、夏の強い日差しの下で干した梅干し。土用干しを終えた後、いよいよ仕上げの工程です。でも「干した後どうしたらいいの?」「梅酢に戻すべき?」と迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、梅干しを干したあとの基本的な作業から、失敗を防ぐポイント、保存法、人気のはちみつアレンジレシピまで、網羅的に解説します。

梅干し干したあと

梅干し干したあとにやるべきこととは?

梅干しを干す理由とその効果

梅干しを干す工程「土用干し」は、梅仕事の集大成ともいえる大事なプロセス。干すことで以下のような効果が期待できます。

・水分を飛ばして保存性が高まる
・皮がしっかりして破れにくくなる
・味にまろやかさと深みが増す
・紫外線により殺菌され、カビの予防にもつながる

つまり、土用干しは見た目と味の両方を整える、大切な工程なのです。

梅干し干した後の基本的な手順

干し終えた梅干しは、そのまま保存容器に入れても良いですが、ひと手間加えることで風味も保存性もアップします。以下が基本の流れです。

  1. 干し終えた梅を軽く冷まし、梅酢に戻す(もしくは戻さず保存)

  2. 瓶やホーロー容器に移して密閉保存

  3. 1ヶ月ほど熟成させると味がなじむ

梅酢に戻すか戻さないかは好みにもよりますが、戻すことで塩味がなじみ、酸味がまろやかになります。

梅仕事の土用のタイミングとは

「土用干し」という名前のとおり、梅干しを干すのは土用の丑の日を含む「夏の土用期間(7月20日頃〜8月6日頃)」がベスト。高温・乾燥・日照時間が揃うこの時期に干すことで、梅がしっかりと仕上がります。

理想は3日間連続で晴れる日。朝から夕方まで干し、夜は取り込む方法が一般的ですが、あえて夜露にあてて皮を柔らかくする「夜干し派」も存在します。

梅干しの干し方と注意点

梅干し干したあと

梅干し干し方のバリエーション

基本の干し方は「ざる干し」ですが、最近では以下のような方法もあります。

・ざる干し:昔ながらの方法で風通しもよく、自然な風味になる
・ネット干し:虫の侵入を防ぎ、安心して干せる
・ラック干し:たくさんの梅を一気に干せるのが魅力

いずれの方法も、均一に日が当たるよう途中で梅を裏返すのがコツです。

干す際の注意点とカビ防止策

せっかくの梅が台無しにならないよう、以下のポイントをチェックしましょう。

・天候不順の日は避ける(湿度が高いとカビの原因に)
・風通しの良い場所で干す
・虫除けネットやざるの下に新聞紙を敷いて地面からの湿気をカット

ベランダでの梅干し干しのコツ

ベランダでの梅干し干しも十分可能ですが、以下の工夫がポイントです。

・直射日光が3〜4時間以上当たる場所を選ぶ
・物干し台+ネットで吊るすと虫や鳥から守れる
・室外機の熱風が当たらない場所を選ぶ

マンションなどでも工夫次第で美味しく仕上げられます。

干した梅干しをその後どうする?

梅干し干した後すぐ食べれる?

干し終えた梅干しは、すぐに食べることもできます。ただし、味が馴染んでいないことも多く、1ヶ月以上寝かせるとより美味しくなります。

熟成中に旨味成分である「アミノ酸」が増し、酸味が落ち着いてまろやかに。じっくり待つ時間も梅干し作りの楽しみのひとつです。

梅干し干した後の洗い方とその必要性

基本的に、干した後の梅干しは洗う必要はありません。ただし、ほこりや虫がついた場合は以下の方法で軽く洗いましょう。

  1. 清潔な水でさっと洗う

  2. キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る

  3. 再度1時間ほど天日干しして乾かす

水分が残っているとカビの原因になるので注意しましょう。

梅酢に戻す方法とそのメリット

干し終えた梅を梅酢に戻すと、塩味と酸味がしっかりなじみ、しっとりした仕上がりに。やり方は簡単です。

  1. 干し終えた梅を熱湯消毒済みの容器に入れる

  2. 上から梅酢を注ぎ、梅全体が漬かるようにする

  3. 冷暗所で1ヶ月以上寝かせて完成

白梅酢、赤紫蘇入りの赤梅酢、どちらでも使えます。梅酢は使いまわしできる万能調味料なので捨てないようにしましょう。

梅干しの保存法と容器の選び方

梅干し干したあと

梅干しの保存に適した容器は?

保存に向くのは以下のような容器です。

・ガラス瓶:においや色移りがなく衛生的
・ホーロー容器:密閉性が高く長期保存に最適
・陶器の壺:昔ながらの雰囲気と調湿性が魅力

いずれも、保存前に必ず煮沸またはアルコール消毒しましょう。

梅干しの保存方法と食感の保ち方

梅干しは以下の保存方法で長く楽しめます。

・常温保存:塩分15%以上なら冷暗所で可(半年〜数年)
・冷蔵保存:低塩分梅干しは冷蔵庫で(目安は3〜6ヶ月)

保存中は直射日光や高温多湿を避けましょう。開封後は早めに食べきるのが理想です。

冷蔵庫での長期保存のポイント

冷蔵保存する際のコツはこちら:

・密閉容器で乾燥を防ぐ
・他の食品のにおい移りを避けるように位置を工夫
・定期的にチェックして異変(変色・異臭)がないか確認

冷蔵庫内でも清潔な保存が美味しさを保つポイントです。

梅干しに使える!はちみつレシピ

はちみつ

はちみつを使った梅干しのアレンジ方法

酸っぱい梅干しが苦手な方には、はちみつ梅がオススメ。作り方は以下の通りです。

  1. 干し終えた梅を梅酢に戻し、3日ほど漬ける

  2. はちみつを加え、さらに1週間〜1ヶ月漬け込む

  3. 途中で味見をして好みの甘さで仕上げる

市販品のようなまろやかな味わいに仕上がります。

人気の梅干しレシピと作り方

以下は人気のアレンジレシピです。

・梅肉ソース:刻んだ梅干し+みりん+醤油で冷奴に
・梅干しおにぎり:王道だけど間違いない!
・はちみつ梅チーズトースト:意外な組み合わせがクセに

手作り梅干しの魅力とその理由

手作りの梅干しには、既製品にはない魅力がたくさん。

・自分好みに味を調整できる
・添加物なしで安心・安全
・家族や友人にプレゼントしても喜ばれる
・手間をかけた分、愛着もひとしお

年に一度の梅仕事、ぜひ大切に楽しみましょう。


まとめ

梅干し干したあと

梅干しを干したあとは、正しい手順とポイントを押さえることで、失敗なく美味しく仕上げられます。干した後のひと手間が、保存性と味に大きく影響します。今回ご紹介した内容を参考に、手作り梅干しをもっと楽しんでくださいね。

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