しなびたごぼう、まだ食べられる？復活のコツを紹介！
ごぼうはその保存性の高さから、他の野菜に比べて長く保管が可能ですが、そのために時々、冷蔵庫の隅で忘れ去られがちです。そんなときに発見したごぼうがしなびていたら、果たしてまだ使えるのでしょうか？この記事では、しなびてしまったごぼうがまだ食べることができるか、また、どうすればその元気を取り戻せるかを詳しく解説します。
しなびたごぼうは、状態によってはまだ使用可能です。主な原因は水分の蒸発ですが、ひどく乾燥していたり、カビが生えていたり、異臭がする場合は使用を避けた方が良いでしょう。カビは見た目に小さい部分に見えても、その根が広がっている可能性があり、食中毒のリスクも伴うため、そのごぼうは廃棄することをお勧めします。
しかし、ごぼうが全体的に弾力を保っており、色の変化が少ない場合は、水分が減少しただけであり、まだ食べることができる可能性が高いです。また、ごぼうの切り口に見られるスカスカな部分（「す」と呼ばれる）も、新鮮なごぼうにも自然に見られることがありますので、これだけで品質が落ちたと判断するのは早計です。
冷蔵庫でしなびたごぼうを見つけた場合は、まずはそれが干からびているか、カビや異臭がないかを確認してください。問題がなければ、水に漬けて元の状態に戻すことができます。そのためには、ごぼうを適切な大きさに切り、たっぷりの水を入れたボウルに半日から一日漬けるのが効果的です。この方法で、ごぼうは水分を吸収し、ふっくらとした状態に復活します。
ただし、一度復活させたごぼうは早めに調理し、完食することが望ましいです。しなびやすくなっているため、保管すると再び状態が悪化する可能性があります。ごぼうはきんぴらやサラダ、煮物や汁物など、多様な料理に活用できるので、有効に使い切りましょう。
最後に、しなびたごぼうでも、適切な処理を施せば、まだ美味しく楽しむことができます。重要なのは、干からびたりカビが生えたり、異臭がないかを確認し、問題がなければ水に漬けることで状態を改善できることです。これにより、食材の無駄を減らし、美味しく頂けるようになります。
